彌吉のブログ
[工法・技術]
山法師 植替え
エヌズプラン事務所の窓辺から見える山法師。
写真は駐車場からですが。
さて、見えづらいかも知れませんが、正面右手の3本がお盆休みの間、水枯れで瀕死の状態でした。
最大の理由は
数年前の植え付け時に良かれと思い、鉢( コンクリートポッド )に多くの土を入れた為、土中に染み込む迄に鉢の外に溢れてしまっていた事。
また、薄々分かっていてもその作業の困難さに手をこまねいて居た。
そう、自業自得なのです。
盛夏も過ぎ陽射しも陰った夕刻から遅遅の植替え作業を行いました。
これがまた想像以上の難工事。
なんとか溢れない様に杉板を淵に打ち込むも土中に染み込む迄に外へ流出していた⋯。
さて、ご参考になるのか否か⋯。
先ずは表面の芝生を剥ぎ取る。
スコップを直角に持ち、山法師の周辺を根をきる覚悟を決めた範囲に差し込んで行く。
と言うか ぶち込んで行くが正確かな、僕は全体重を掛けて押し込んで行きました。
芝生を剥ぎ取り、スコップを縦に打ち込む 。この繰り返しを根鉢一周していく。
あとはテコの原理で根鉢ごと持ち上げる。
約30分、もっとかな?掛かりながらも、なんとか掘り起こす事が出来ました。
いやぁ、やっぱり大変。全身ズブズブの汗まみれ。
コンクリート鉢の表面を覆っていた芝生を剝ぎ取り、残った根っこを掘り起こし整地し直した。
ここには地鎮祭で使うであろう布袋竹を地元の社務所から頂いて植え込む事を予定しておりますので若干の砂を追加しようと目論んでおります。
疲れた体と折れ掛けた心を再度奮起させて、掘り起こした山法師を一気にプラ鉢に植え込んで行きました。
で、一応の完成。
けど、やっぱりこのプラ鉢、小さいね。
明日、もうふた回り大きいモノに植替えするかなぁ。まじか⋯。