彌吉のブログ
家を建てる と言うけれど、
一体どうなってしまうんだろう。
コロナなんて大した事ないんじゃないの?とつい最近まで思っておりましたが、とんでもなく暢気な私でした。
さて、気分を変えて
生業の家つくりについて書かせていただこうと思います。
皆さんはどんなきっかけで家を建てようと思われたでしょうか?
結婚?子供が出来た、色んな理由があってそう、建てようと思われたんでしょう。
でも今一度、思い直してみたらどうでしょう?
大金を叩いてどうしても必要なのが「 家 」。なのでしょうか?
もしかしたら住まいでは無くもっと他に大事な事があるかも知れませんよ。
では、家を建てると揺るぎない決意をされているとして、どの様な家を誰に託されるのでしょうか?
その判断基準は何処にあるのでしょうか?
総額でしょうか?それとも地縁、血縁、商縁からでしょうか?見た目でしょうか?
ただ雨露をしのげる場所があればそれで良いのであれば、借家だったりアパートだったり選択肢は他にあると思います。
それでも、どうしても自分の家を建てようと思われるのであれば真剣に勉強をして下さい。
あなたの家族を守り育てる住まいなのですから地縁とかで託されるのは今一度考えなおされると良いのでは。
多くの方は数十年の住宅ローンを銀行で組まれ、生命保険をかけられます。
そう、命を担保にお金を借りて、家族の住まいを作られるわけです。
だから、騙されない様に(多くの工務店さんはそんなつもりはまったく持っておられません)。
託す側が何も調べず、学ばず、疑わずに自分にとって心地いい言葉のみを記憶して、その記憶と違う結果となった時に騙されたなどと叫ばれている様にも思えるのです。
だから、一生懸命勉強して下さい。
いや何も本を何冊も読んだり専門書を漁る様なことは必要ありません。
ネットでは、いろんな嘘も誤解も与えられます。
ご承知の事でしょうが残念ながらネットの情報には多くは偽りが混じっております。
嘘か誠か判断できるには相当な時間や勉強が必要です。
くれぐれもネットのおかしな情報には振り回されないでいてください。
じゃぁどうすれば ・・・。
私が憧れに近い気持ちを抱く建築家伊礼智さんが書かれた本が読みやすいかなぁと思います。
もう一冊読むとすれば西方設計の西方里見先生が書かれた本も良いと思います。
他にも良書はありますが迷うだけなので、上記の先生の2冊をじっくり読まれて下さい。
それで充分です。3回くらい読まれたら、なんとなくわかってきます。
そういうもんです。
そしてもう一つ。
気になる工務店の現場に行ってみて、そして質問しまくる。
家の性能や、ない故にそうしているのか?・・・。
「 そんなこと出来るかいな、聞けるかいな。
そもそも何をたずねたら良いかもわかんないわ。」
と思われるでしょうが現場が全てです。現場に答えの多くが転がっています。
だけれども、多くの方が其処をないがしろにされて、心地のいい営業マンの言葉に酔いしれて家つくりを始められている様に思えて仕方がないのです。
もう 一度言います。
本当に住まい(家)は必要なんでしょうか?。
何故、其処で建てられるのでしょうか?
ご自分の中に迷いなく「これこれだからこの人(会社)に託す。」と言えなければ今一度考え直されるべきなのです。
そう本気で思うのです。
最悪なのが 住宅ローンを通してくれる会社(工務店)だから・・・。
住宅ローンが通らないのは工務店が良いとか悪いわけではなく、あなたがまだ家を建てる時期に来ていないという事実だからなのです。
背伸びして無理して(住宅ローンを通して)家を求めるのは不幸になると真剣に思います、いますぐ中止されるべきです。
じゃぁ、
やはり「やすい家」しか建てれないからやすい家を建てる所に頼もう・・・。となってしまいますかね。
あなたが思われる、やすいお家とは坪単価30万円台のお家でしょうか?40万円でしょうか?それとも60万円でしょうか?
答えはその会社が建てた家を見たらすぐわかります。
皆さんも実はわかっておられるのです。
要した費用に見合った値打ちがあるものが良いのです、かけた費用以上の価値があるものが出来たなら「こりゃ安い」という事だと。
30万だから安いとは決してならないのです。40万でも高い家もありますし60万円でも安いなぁと思うお住まいも当然あるんです。
払った金額に見合った家を作るってほんと難しいですね、本気で思います。
次回はもっと具体的に家自体についてお伝え出来る様に致しますね。