N'sPlan省エネ・エコ住宅設計室

無垢の木と塗り壁で創る日本の家

彌吉のブログ

無垢の木の日焼け

避けられないものの一つ。
それは経年変化。
住まいで言えば外壁の色あせ。特に塗装板の変色が目立つところだろう。
私達は素地の状態で納める事がある。と言っても全くの素地と言う訳にもいかず、ノンロットのクリア2度塗りで仕上げて納める事が多い。

日焼けによる木肌の黒ずみ、塗装の白濁。
そう必ず起こる事ではあるが、穏やかな変化を願いたいものだ。

今日は梅雨の一休み。
秋晴れの様な清々しい天候であった。
折角なので昨年4月にお引き渡しをした佐津の平家を訪ねた。

こちらはクリア仕上げの格子と磨き丸太があるのだ。
なかなか良い天気のもとで撮影の機会がなかったのである。

庭木に新芽が多く付いていた。

気になっていた名栗の鏡板。ツキノミ仕上げだ。変色もなく日焼けも少ない。良い状態で一安心。


磨き丸太と束石。この組み合わせも気に入っている。

縦格子も綺麗な状態を保っていてくれた。

思うに木そのものも良かったのだろうが深い軒とノンロットのクリアのお陰だろう。
経過観察をしながら良い状態を長く楽しんでもらいたいと切に願う。

これからは、太陽で床暖房。OMソーラーの家

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