彌吉のブログ
無茶苦茶良いぞLW
本日、事務所の和室のサッシを取替えた。
リスペクトする伊礼智先生がLIXILさんと共同開発をしたと言う一本引きサッシだ。
話は少し変わるが経緯等お話ししたいのでお付き合いを願う。
スキモノの間ではヘーベシーべと言えばアイランドプロファイル。
一本引きと言えば、これまたアイランドプロファイルと言うくらい有名な木製サッシ。
ご存知の方もいらっしゃる事だろうがアイランドプロファイルは日本の木製サッシメーカだ。
加えてヘーベシーべとはサッシ用金物の名称。
だが、ヘーベシーべの一本引きと言えば知る人ぞ知る大開口を実現できる超が付くほど美しい、
そして高額なサッシなのだ。
随分前に実物を見てから「 いつかは・・・」と思っていたが機会が今日まで無かったのだが、この木製サッシ、断熱性能はそこそこだが気密性能は日本製品から比べるとイマイチだったのだ。
もちろん高度な次元の話なのだが、やはり低気密に成りかねないサッシを事務所に設置するのは・・・
ただ、室内からの眺望はダントツに素晴らしいモノで、モヤモヤしていた訳だ。
ご興味のある方は是非ネットで調べてみて下さい。
この様に私はいわゆる憧れにも似た気持ちを一本引きサッシに持っていたのだが『アイランドでは無いなぁ』となったわけは私達が加盟しているi-worksの伊礼智先生がLIXILさんと共同開発されたLWと言うサッシ。
一本引きであり高断熱と高気密を実現できる優れたモノが出来上がってしまったのだ。
となるとやはり事務所には伊礼サッシ(LW)しか選択肢は残されなかった訳だ。
今回、福知山のLIXILさんとお会いし豊岡地域でこの一本引きサッシを広報したいと申し入れ、かねてからお付き合いの濃いオブハウスさんのご協力も得られて一本引きサッシLWを弊社に迎えることが本日叶った訳だ。
時系列に見て頂こう。
LWの搬入前に既設サッシの一般的な4枚引戸がハマっていた。
極、普通なサッシの景色。
ここから解体が始まる。
サッシを取り外すのも外壁を外さなくてはなら無いので、そう簡単なことでは無いが棟梁にかかればモノの1時間程度でこの様に大きな開口が現れた。
あとはLIXILさんのトラックを待つばかり。
やっとお待ちかねのトラックの到着はお昼前。作業を止める訳にもいかず、また誰しもLIXILのLWを早く見たくて作業続行となった。
サッシ枠をメーカサービスが組み立て我々が運び込み、棟梁が取り付ける。こんな作業段取りだ。
見ての通り大人男性5名がかりでの小運搬。しかも雨が落ち出した。
この後も悪戦苦闘が続いたが、小雨模様も一段落してくれたので遅昼しながらも夕方6時には設置完了と相成った。
これだ。
釣瓶落としの様な夕暮れの速さで仕上げは明日となった。
早く完成形を見て頂きたいのだが、それは明日のお楽しみとさせてもらう。
では。