彌吉のブログ
[工法・技術]
棟梁の格子 ( 完成編)
格子を入れる前の窓。
サッシのサイズに対して大きな枠で有る。
正面から見るとその大きさがよく分かる。
このままでは無粋な枠である事は承知している。
当然、考えがあってのこの枠なのだが、いちいち説明するのも如何か?と思っていた。
ようやく棟梁の内部造作もひと段落したので先日この窓用の格子をこさえて貰ったのだ。
昨日のブログでも紹介したのだが、無垢の木のままでは朽ちるスピードが速いのでクリアを塗布して取り付けを今日行ってくれたのだ。
如何だろうか。
窓枠の大きさと格子の大きさ。丁度いい塩梅では無いだろうか。
もちろん窓も大きくしたいのだが強度を無視した大開口はするべきで無いわけだ。
なので、窓自体は小さめなサイズとなってしまったのだが、道路に面した壁面だけに町の風情も考えた上で、この意匠としてみたのだ。
今日は外観上大きな部分を占める2階の大型格子の搬入も行われた。
明日は1階の掃き出し窓部の引込み格子戸も納められるはず。
いよいよなのである。
来月から始まるY様、設計依頼を頂いているN様、K様のプランニングも進めなくてはいけない。
なんだか慌ただしく毎日が過ぎていきますが明日も元気に過ごしたいモンです。