彌吉のブログ
旧街道の家さんも竣工を迎え、現場監督のK君は公共との掛け持ちでテンテコ舞いの様相です。
私はと言うと溜まった案件を整えるのに、これまたテンテコ舞い。
いかんな、これ。
てな事で「次の次」にお待たせしているKさんのお宅のパースの仕上げも急いでおります。
外観は寄棟、木質感のある住まいがお好み。私は切り妻屋根がオススメなのだが寄棟も嫌いでは無い。
日本の茅葺民家も寄棟造りの様な入母屋な様な…、まぁ切り妻では無いのですから私にとっては同じようなモノ。
2ndプレゼンで整えたパースは
玄関土間と外土間を大きく開けられる様に掃き出しをカネ配置としてみた。
悪くない。悪く無いけど、もう一つ欲しい。
となると、やはり伊礼先生のお得意の「ガラリ」が似合いそうだ。
PCでのパースの利点は試行錯誤、トライアンドエラーが何度でも出来る事。
手書きではとても出来ないことが出来る。やはり時代だな。
と言うことで本日、ガラリ戸を加えてみた。
これはi-works1.0でも採用された手法。正確にはトレース出来ていないけども。
寄棟も5寸勾配として茅葺き屋根に寄せてみた。
不思議なことに切り妻屋根では勾配を緩くすると綺麗に見えるのだが、寄棟はキツくすると収まってくる。
とは私の個人的な感想ではあるが、事実そう思う。
肝心のクライアントが喜んでくれれば万々歳なのだが、いかに・・・。
最後に正面をもう一枚。
お待たせばかりの私ですが、やる時はやりますのでお住まいを考えておられて「モンモン」とされているのであれば「一緒にモンモン」とさせて頂きますのでご一報を下さい。
ただし来秋着工くらいのご予定の方がちょうど良い感じです。
イラチで呑気な私ですので同時進行は苦手であります。
そうでは無い方限定ですが
一緒に高気密断熱である木の住まいを作りましょうね。