N'sPlan省エネ・エコ住宅設計室

無垢の木と塗り壁で創る日本の家

彌吉のブログ

Ua値はいくらですか?

なんて尋ねられる事が増えてきたようにも思う。

コロナの影響で在宅時間が増えたから・・などとnetで言われているがそうなんだろう。

で、この数値って興味ございますか?

Ua値 外皮平均熱貫流率

外部に逃げる熱量を外皮全体で平均した値。小さいほど省エネルギー性能が高い。と言う事なのですが

まぁ、断熱性能が高いか否かを判断する値と言っても良いのかな。

私が所属する新住協ではQ値と言う値で性能を図っていますが、まぁ大体同意ですので拘られずとも良いのでは。と私は思っております。

で、Ua値ですが

私たちの作らせて頂いているお住いは0.3から0.4が平均的になってきました。

以前は0.6から0.7のZEH基準でしたので少しながら良くなって来たようです。

これは住まい手さんが特別望まれた訳では無く、私達の標準的な断熱仕様の中の採用するサッシが変わったからがハード的な一つの要因であります。

加えてホームズ君と言うソフトを入れて設計の確かめ計算が施工前に性能を図る事が出来る様になった事が大きいと思われます。

コストと性能を比較しながら住まい作りが出来るようになった事は私達だけでは無く、一番大事な住まい心地を住まい手さんにご提供出来るのが良いところかなと思っております。

 

断熱性能至上主義的な家作りがいいのかどうか?は はてな です。

まぁ温熱環境が劇的に良くなるのは事実ですので予算が許すならば健康にも良いので是非と申し上げたいのですが、やはり予算に限りもありますのでそこは柔軟にお話をさせて頂いてはおります。

実際のところ、断熱性能を上げる事はそう難しいことでは無く、それ以外の全体的な性能を上げるための費用を削ってまで果たして重要なのだろうか?と言う疑問もまだ私にはある事を否定しません。

デザイン、耐久、温熱の平均点を上げる事が大切な事だと思うのです。

コロナで得られるネット由来の色んな情報に振り回されず、今のご家族と今後の生活を考えられた上での総予算の範囲で最高のお住まいをお作り下さい。

 

 

 

これからは、太陽で床暖房。OMソーラーの家

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