彌吉のブログ
[独り言]
家をつくるなら
ご存知でしょうか?ナショナル住宅という会社が家を作っていたのを。
『家を作るならぁ、家を作るならぁああ、草の燃える匂いのするカーペットを敷きたいと思うのであります。』加藤和彦(1971)
などと軽やかに唄っておられました。
まぁ良い時代でしたね。僕はこの歌が大好きです。
そして小坂明子さん、確か中学生だったな。とても好きでしたし、初めてのTV出演の時ドキドキして見ていた事を覚えています。
今、さまざまな事情で家を建てよう、買おうとされている方からご相談を受けるのですが、この時の僕のドキドキと同じようにきっとときめいておられるんだろうな。
と言うより
ときめいて 欲しいな、イヤ 下さい。 なんてお願いに近い気持ちなのです。
情報過多の時代ですが加藤清彦さんや小坂明子さんが家作りに感じた思いってやっぱり大事だなぁと私自身思う訳でして。
やれ断熱がどうの気密がどうの(お前が言うなと言われそうですが)とインターネット情報の上っ面に振り回された家作りではなく、本当に大事な人を守るため、過ごすために建てる家なんだ。
なんて基本中の基本の『真の目的を見失った家作り』になっておられやしないか不安になることがあります。
断熱も気密も素材も耐震も全て家族を守り育てる為に少しでも良いものをと言うお心は大切なのですが、なんとお伝するのが私の思いを正確に表せるのか・・・。
開けっ広げの小さな家が良いのではないでしょうか?