彌吉のブログ
[独り言]
原点回帰。
私達は木の家を創っております。
改めて、そんなことを思いました。
大空間を求め太い梁や桁、柱を用いたその空間はとても伸びやかで美しいものです。
この骨組みを竜骨と呼ぶそうです。
竜の骨、まさしくその通り。力強く住まいを支えてくれます。
もうこのままで良いのかなと思う程、木組の美しさがそう思わせてくれます。
今更ながらですが、
「石油由来の建材まみれの家作り」から「素のままの家作り」に戻ることは出来ないのでしょうか?
効率のみ望んだ末に住む人の健康を蝕む素材に包まれた住まいに疑問は感じないのでしょうか?
すっぴんの家 と呼ばれた住まい作りの考え方がありました。
いや今でも頑なに堅持されている作り手も残っております。
そんな家作りをさせて欲しいと願う私達です。
素直にそう思うのですが
壁もない柱と桁だけの空間が一番美しいですね。