N'sPlan省エネ・エコ住宅設計室

無垢の木と塗り壁で創る日本の家

彌吉のブログ

いつ来るか分かんない地震と災害

地震、災害。怖いですよね。

特に我が家のような築30年選手では勿論耐震設計などしておりません。

当時の基準法で定められた最低限の金物と棟梁の経験と感で作られております。

ですが、特に不安を感じてる訳でもありません。何でだろう・・・。

 

で、今日は以前から感じていた耐震等級について———————–

巷では耐震等級3は必須的な風潮ですね。

けれど、フリもしない積雪1.5mの重さを抱えての耐震等級3の強度って必須でしょうか?

真面目な私は思うのですが、ちょくちょく但馬地方でもCMペーパーで見聞きする耐震等級3相当の家に疑問を持っているんです。

それって

「雪が載っていない状態」での耐震等級3なのか

「雪が載った(積雪荷重を考慮した)状態」の計算で耐震等級3クリアしてるのか?。

ほんまどこの状態なんじゃろ?って思っております。

積雪荷重を考慮した耐震等級3クリアなお住まいを作るには積雪ゼロ地域の2倍チョット程度の耐力壁が必要となり、設計の自由度もかなり制限されるものですから量産型の会社さんではとても無理なんじゃ無いかなぁと。

 

実際のところ

柱も梁や桁も細い町の基準で作られた耐震等級3のお住まいよりもずっと強い、積雪荷重1.5mが載った状態の耐震等級2で充分では無いでしょうか?

(積雪ゼロ地域比較でなら耐震等級3の約2倍の強固な骨組みなのですよ)

 

そんないつ来るか分からない地震や災害に過大な費用をかけるよりも、毎年必ず来る、そして感じる寒い時期に焦点を合わせた家作りがもっと大事なんじゃ無いかなぁと思う私なのです。

何を言ってるんだ! と叱られそうですが、ほんま、そう思うんですよね。

ネット情報に踊りたくなる昨今ですが、耐震等級3って必要?

今一度考え直しませんか?

 

いやお望みなら 作らせて頂けるのですよ、等級3クリアなお住まい。

でもねぇ ってお話なんです。

これからは、太陽で床暖房。OMソーラーの家

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