彌吉のブログ
天井。なんのこだわりも無いんでなんでも良いです。
・・・・・・・・。
大抵の方はそうなのかも知れませんね。施工したことはないですが青空のような天井がとか、星空の壁紙を求めらる方もいらっしゃるようですが大抵は白っぽい壁紙で仕上げられて居ります。
けれど私は「板天井」をお薦めする事が多いのです。
なぜか。
兎に角、「素敵なのですから、お薦めしない訳にはいかない」 なんて思って居ります。
こんな感じです。
如何でしょうか?
3月8日
我が故郷但馬地方にも、ようやく良い天気が続く季節がやって来た。
外壁の施工は当然外仕事になる訳で雨が降れば屋内の作業、晴れたら外仕事。
天気のご都合を聞きながらの作業日程。
悩ましいのですが託された施主とのお引き渡し時期を遅らせる事も出来ず、と本当に天気には泣かされることが多いのです。
縦の通気胴縁と杉板を縦に貼るための横胴縁がご覧いただけます。
(ここは大事な所なのですが)現代の机上の高性能を謳う性能競争には現れない「住まい」としての基本的な性能を担保する箇所。
極端な話、外壁はなんだって良いんです、あくまで表面を装うものであって、その内側に行われている作業が肝心かなめ。非常に大事なのであります。
そう
しっかり通気を取れる仕様とする、そして万が一、外壁からの水の侵入があっても室内側に影響なきように設る。コーキング、シーリングと呼ばれる接着剤的なものに頼った設計では但馬では短寿命な住まいとなってしまいかねませんのでちゃんとした通気が出来る壁にしないといけません。
右手の壁には間隔を狭めた下地板が見えますがここはシラスそとん壁用の下地。間隔を狭めて塗り壁にヒビが入らないようにしっかりと下地を作りらねばなりません。
当然ながら、ここもちゃんと空気が通るように下地を組んでおります。
(シラス壁を全面に採用した久美浜の平家 築6年目かな)
今回のお住まいも南面にシラスそとん壁を採用して居りますので余計に好天が待ち遠しかったのです。
気温も徐々に上がって来て最低気温が10度以上になれば安心してそとん壁施工に取り掛かれます。もうじきです。