彌吉のブログ
[工法・技術]
垂木を留める。
前回、深い軒にしませんか?的なお話を致しました。
軒を深く長くするにはリスクも伴います。
そう、軒が折れる⋯。
コレは垂木の「せい」(漢字がわからない)。厚みと言っても良いかもしれませんね。チャチイ垂木を使うと起こりそうです。
風で煽られる⋯。 コレも同じ。
これです、今回も120mm。
最近のお家は60mmだったり45mmだったりが多い。
って聞いておりますが⋯。マジか。
また最近は「タルキック」なる長いネジ1本で強く留めつけられるネジが販売されているのでNSも利用させて頂いておりますが、さすがにコレだけでは私は安心しません。
昔ながらの「ひねり金物」も併用して煽られ事故に備えております。
ちっちゃな金物ですがあると無いのでは大違い。安い金物ですが効果は抜群なのですよ。
許容応力度、とか、熱還流率、気密c値。
とっても大事な数値ですが、数値に表れにくい現場作業での丁寧な作業の積み重ねで出来うることが殆んどです。
是非、意中の工務店さんの作業現場に訪問されて下さい。
きっと貴方にとって良い気付きが得られると思いますので。