彌吉のブログ
玄関は主人の顔だぁ。
その1
「玄関は御主人様の顔だぁ」って昔はよく聞くセリフでしたね。
いまや憚れる。
いっそうの事、「奥様の御顔ですから」と言っておく方が良いのかな。
とか言いながら、玄関について悩ましく、ひたすら悩ましい気持ちでおりました。
玄関入り口は?
迷わずユダ木工さん、iWork伊礼智デザインの桧木製引戸。
出石の家でも採用、
大きな屋根下空間。黒壁に桧の引戸。良いです。凄く良いです。
網戸も組込まれている優れ物。
試作段階で広島のユダ木工さんの工場に見に行くくらいのファンです。
なんと2013・7・18の私と彼。 ちょいキモイ。
網戸付き。
若くは無い10年前。
工場の方に撮って頂いたけど、申し訳なかったなぁと。
鍵にも惚れた。
その2
屋根勾配も痺れる箇所だ。
玄関引戸(ドア)と玄関庇屋根の天井との間延びした空間は許せないポイントの最大クラス。
鼻の下を伸ばしたオッさんくらいだらしない。
で、屋根勾配がこのだらし無さ要因の主犯格だ。
図面で幾らか追い込んだつもりでも、実際のところは分からない。
という事で大変現場に迷惑をかけてしまったが仮の玄関屋根を掛けてもらった。
三枚の写真の違いに気が付かれるだろうか?
微妙に屋根の勾配が変わっているのですが、ほんの誤差程度です。
一枚目は2寸勾配、コレは緩過ぎて道路面からプラス60cmの建物地盤故、前面道路からは屋根ガルバ銀黒がほぼ見えない。
うーむ、しまらん。
で、
二枚目は3寸勾配、コレはあげ過ぎて屋根ガルバ銀黒が見え過ぎた。
マスプロアンテナだ、ダメ。
で、3度目の正直って訳で
垂木の水上側を3cm下げてみたのが三枚目。
うーーーん、コレが良いと決めたのです。
勾配が決まったので棟梁に垂木等々の刻みをお願いして大役が一件落着となりました。
と思ったら、
引戸と水平にする天井板はどうすんの?
垂木の上の板は何を使おうか?と棟梁。
やばい、決めきれていなかったわ。とは言えず⋯。の1日でした。