彌吉のブログ
[工法・技術]
空気の出口 ( 最終回 )
いよいよ空気の出口です。
外壁の下端から入った空気と屋根の軒先から入った空気が屋根の垂木の間に設けられた空気通気層で合流して更に屋根を登っていきます。
この写真は屋根にガルバを葺いている最中ですが、この真ん中辺りのルーフィング(モラサンって書いてあるのが改質アスファルトルーフィング)をカットして出口とします。
ただ切っただけでは雨が屋根に降り注ぐたびに雨水が侵入して水漏れ事故につながりますので準備万端な状態でルーフィングを切ります。
屋根が葺き上がって換気部材の下地板を取り付けた状態がコレです。
この上に棟換気部材を留めていきます。
黒っぽいのがその資材です。
断熱気密材の主要メーカーさんの日本住環境さんのフラットベンツという部材です。
フラットベンツの上に更に棟板金下地板、仕上げ板金を施してようやく完成となります。
暑い中での板金作業。とても大変なそして重要な作業です。
板金屋さん本当にありがとうございます。
通気層の第5回目?でしたでしょうか?
お付き合いいただきありがとうございます。