N'sPlan省エネ・エコ住宅設計室

無垢の木と塗り壁で創る日本の家

彌吉のブログ

週末は冬支度

いつの間にかというか必然的に季節が移ろうとしている。

寒くなり出してって訳では無いのですがいろんな事が目白押し状態となる。

お待たせばかりで本当に申し訳無いのだが、どうしようも無く・・・。

とは言え、ちゃんと段取り取っていかねばならんと褌締めていきます。

 

さて冬が近くなった我が家では

妻君が干し柿をと柿を剥いてくれた。私は干す係。

数が多く、コレも大仕事なのだ。

柿は寒風に晒すと良いはず。だから少し早いのでは?と思ってもそこはそこ、妻君に物申すことは無い。

育てている観葉植物君たちも順次室内へ引っ越しをする事にした。

昨年末に貰ってきたウンベラーター君は2m超と背が高すぎて我が家の居間では窮屈になってしまったので、事務所にと思うのだが約30kmのドライブをどうするかと思案しどころなのである。

少し整理をしてこの子達の居場所を確保出来たけど、去年と今年の幼子の収容先が決まらない。増やし過ぎたか・・・。

我が家には窓際にちっちゃな畳のスペースがある。

半畳たたみが縦に3枚、横は1枚の1.5畳のココが意外に気持ち良い。

気持ちいいと子供も犬も、もちろん私もゴロゴロしてしまう。

今日は久し振りに遠くに住んでいる孫君が遊びに来てくれて、この椅子を持ち出して遊んだり外を見たり。とにかく楽しそうだ。

 

 

少々、畳は傷むのだか全く気にならない。

傷のほとんどは愛犬三郎くんの爪痕だけど。

小上がりの窓辺の畳スペース、お勧めです。

三角の椅子は徳島のKIKIさんから購入したもの、3歳児から5歳児くらいに丁度良い寸法です。

 

9月中旬に上棟をした出石の家、丁度1ヶ月が経ちました。

なかなか見られない晴天。青が素敵です。

 

街並みと景観を配慮したお住まいをとのご希望を頂いて始まった今回のプロジェクト。

スタッフの退職やコロナの影響もあり、スタートが遅れかけたけど、いつも通り、景観と温熱環境に配慮したお住まいを創らせて頂いている。

というか、いつも以上に想いがこもったお住まいが出来つつある。

 

 

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メッシュシートの内側を公開すると

いぶし瓦にタニタハウジングのマットシルバーがよく似合う外観である。

 

 

瓦のデザイン、作り方にも色々あるんですがご興味のある方は別途グーグル先生でお調べ下さい。

今回のお住まいは まんじゅう と呼ばれる 丸い先端の瓦を採用しました。

ココが平らなやつは 一文字 と言います。これもいいけどマンジュウも可愛くないですか?

 

室内もいつもの様にピンクの高性能GW。居室にはザバーンの調湿気密シート。

(この写真は現場指示用にiPadで描いたものです。)

ザバーンの上に横胴縁というか杉のバラ板で気密テープ部を押さえてから石膏ボードで下地完成となります。

(新住協のメンバーの多くはバラ板なしの直接ボードを留めるらしい。)

理屈的にはその方が気密と断熱的には良いとされておりますが、雪国の但馬、ローカルルールでバラ板は外せません。

計算には反映されませんが確実に壁も丈夫になりますしね。

床と壁の境界部は気密シートを少し長めに出して置いて・・・がセオリーですが今回は気密テープ仕上げ。まぁこのテープを床板で押さえますので効果は同じです。

こちらは厨房の小部屋。天井部は耐火性能に定評のあるサーマックス。この上に石膏ボード。壁はザバーン。

 

軒天(裏)板には杉の上小板。仕上げにノンロットのクリアナチュラル仕上げ。

軒先の通気口はステンレスメッシュを全面に敷き込みました。

エボニーの鼻隠しとタニタのシルバー、杉板の3色でスッキリ。

来週からは外壁にも着手できるかな。お楽しみに。

 

 

 

私の苦労には全く感知しない三郎くんの寝顔に癒されております。

 

これからは、太陽で床暖房。OMソーラーの家

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