N'sPlan省エネ・エコ住宅設計室

無垢の木と塗り壁で創る日本の家

彌吉のブログ

お問い合わせ。

時々、お問い合わせをくださいます。

唐突にお電話で。

ありがたいことに「HPを見て」と。

ホンマありがたいことなんです。

完成見学会も広告もここ数年出していないのに、何故か。

 

そんなお問い合わせの中で、たまにあるのが

「ちょっと気になったので数社のうちの1社として」的なお問い合わせ。

かなりお待たせしてしまいますので、候補から外して下さるようにお話しさせて頂いております。

なんか生意気ですいません。やる気が無いように聞こえますよね。

うーん、違うんですけどね。

 

「じっくりユックリで良くて、一緒になって考えて作っていく家創りが良い」と思って頂ける方との家創りしか多分出来ないと思うのです。

 

皆さんが「作り手を選ばれる」ように、作り手側の事情も御理解頂きたいのです。

 

それでも良いと思って頂ける方と家創りをしたいのです。

なので、NSが良いんだよって思って頂ける方はご来社頂き現場や住まわれているお住まいのご家族にお会い下さい。

HPだけの判断は間違えます。絶対。

そして

「完成時期は未定、けどNSと決めている」くらいの方でしたら私は喜びます。

無理をして関わらせて頂いても結果お互いの気持ちがすれ違って信頼出来なくなって⋯。 なんて、どちらも不幸です。

なので、

じっくりユックリな住まい造りを楽しめる方向きなのかも知れません。

緑を住まいに。

虫が湧いてきた⋯。という事で預かっている観葉植物の鉢達。

土の水捌けを良くする目的で桐生砂をブレンドした土に入れ替えて様子を見ている。

新芽も出だしているし件の虫も出ていないようだ。

植替え時に混ぜたのがコレ、信頼のマグアンプ。

「虫を予防するマグアンプD」と謳われている、まぁ盲信します。

 

虫が湧いてしまうから「室内では無理って方向き」なのかもしれないのが水耕栽培。

数が増えて部屋がゴタゴタするので、野外で育てている子達です。

水遣りも1週間に一度でいいから楽ちんではある。

 

その中でも私のお気に入りはコレ。

アロカシア ドラゴンスケール。この子も室内向け水耕栽培。

凄く綺麗な深緑。

 

最上段の子は土に植えているけど下段の2つは水耕栽培。

ロイヤルの金物を2*4材に埋め込んで作った可動棚を居場所にしております。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

植物は如何しても増えていくのが宿命、けれどグッと我慢して本当のお気に入りだけを飾るのが良策。

視線の先に控えめにある緑が素敵だなぁなんて思われませんか?。

脚(あし)

脚、足、芦。

読み方は同じ 「あし」。

 

という事で、ようやく届きました。

テーブル工房KIKIに製作を委ねた無垢のテーブル用 脚。

重量物だけに脚を作るのはおっかない。

もしやと思ってKIKIさんのHPを覗いて見ると⋯ありました。

なんと天板サイズに合わせて作ってくださる。助けて頂きました。

高さは椅子に合わせてちょい低め。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

岡山から選んだ板。トラックで我が社の倉庫に持ち込んでシコシコ磨いて貰いました。

自分で選んで、自分で磨いたモンキーポットの天板。

ザラついていた厚板もスベスベに生まれ変わりました。 なんと羨ましい。

この子が載って完成します。

自我自賛の広告

コレまた「よー言うわ」って感じの「自我自賛の広告」が大手を振っている、ように思う最近の私である。

とは言え、その営業熱心さには一目置くのである。

しかし

カッコいいだの、奥様目線の動線だの、何がどう良いのか?素晴らしいのか、さっぱりわからないのにキッパリと自我自賛出来る度胸のよさ。驚きを超えて素晴らしい。

 

まぁ、それに気持ちを震わされる方たちが存在しているからなんだろうけど。

 

最近の営業的自我自賛は「数値をやたら強調」したりする。

建築系コンサルタントさん達の指導の賜物だと想像しております。

たしかに、その数値を全く軽んじる訳ではなく、それがもたらしてくれる暮らしも解るのだけど。

うーーーーーん。となるんですわ。

FCの会員さん達用に安価にその数値を出す手法も確立されて来ているように聞くのですが、イタリアの車(新車でも燃えたり、エンコ、雨漏り当たり前)なら許されるかもしれんけど日本の住まいにはその手法はあかんやろと。

 

何言ってるか判らん。

 

 

でしょう?

こんな地味な資材なんか使わんやろうなぁ。

 

 

あくまで、そう、あくまでも

住まいに求めなければならないことは

「瞬間を求めるスポーツカー」ではなくて、「農機具のような頑丈さ」機械、構造上の余裕。と「あー落ち着くわぁ」って感じの感性的な満足感。

と私自身が思っているだけです。

(いわゆる「住めば都」ってことを言っている訳ではありませんよ。)

 

 

Youtubeだけじゃ迷子になりますよ。

 

今日は6月17日、毎日暑いですね。

梅雨前なのに、コレで梅雨入りしたらもっとねちっこい湿気が襲って来るんだろうな。

豊岡は香住と比べて暑すぎるのです。

 

我がOMの自然派の方々は

夏は暑いもんだ、クーラーなんかエコじゃ無い!

とでも言うのだろうか。      うーん、言いそうだなぁ。

 

昭和な住まいに住んでいる私からは

梅雨前の今からでも

ヨシズ等で日射遮蔽をして家自体を覆って下さい。

そして無理せず

さっさとクーラーを入れて快適に過ごしてくださいね。

もったいないなんて言わずに電気代なんて病院代からしたらたかがしれている。

とお伝えしたい。

 

そうそう

湿気の主原因である観葉植物も屋外の日陰に放り出して下さい。私もそうしております。

 

兎に角、

暑いのでご自愛下さいませ。

コレは愛犬三郎君がしょっちゅう飛び乗る小上がり畳のカマチ。

ヒノキ30mm板の表面が彼の爪で「傷まみれになっているのでなんとかしてよ」と

山ノ神の御要望を頂きました。

私自身は全く気にならないですがご希望を頂いたので重い腰をあげました。

傷は何処にでも付くもんなので、まぁそれは特別気にしなくとも なんて思っていてもやはり神のお言葉ですので。

まぁ

ココよりも杉板の床の方がそれはそれはとてつも無い傷が無数についているんだが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

床を杉板やヒノキ板にするととても足触りが良くてスリッパなぞ履きたく無くなる。

事務所なら兎も角、自宅でスリッパを履くなんてどうかしていると思う私。

靴下だって脱ぎたい私である。

傷つくのを嫌って広葉樹の床板を選ばれる方にも是非にとお勧めしております。

傷ついた床を見て、それも良い感じだと思うか、ただの傷に見えるか。

まぁ普通の人は嫌かな。

そこはお任せしましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

で、

そんな傷は綺麗に出来るのか?

 

 

出来ますぜ。

オービットサンダーなる電動工具で10数秒、それこそあっという間に。

軽く削りカスを湿ったタオルで拭けばこの通り。

 

なので「そう神経質にならないで」とお伝えしました。

 

 

そんなやりとりをそばで聞いていた心配そうな三郎君が愛おしいです。

孫来たる。

滋賀に嫁いだ長女。子宝に恵まれ出産前に一度帰省してくれた。

2人の男の子は例に漏れずゲーム三昧。

二人寝そべってゲームを覗き込みながら笑っている。

気がつけば二人とも裸足。

杉の床板が気持ちが良いのかな。

 

 

穏やかな優しい日になりました。

重い腰を

重い腰をようやく上げる。って自分自身を指すんですが仕事以外、そう個人的な事はなかなか出来ないダメ親父と自認しております。

その上でなんとかなんとかやる気を出そうと頑張って毎日を過ごしております。

と言うのも

約30年前から気になっていた「我が家の進入口問題」。

我が家は典型的な旗状地に建っておりまして道路面は古い我が社の倉庫。

この倉庫内に住んで居るんだろうと多くの方々から陰口めいたことを聞いた気がする。

半分冗談であるが、まぁその通りなのです。

で、これ以上先延ばしにするときっと永遠にしないだろうなと変な自信がある私ですから意を決して取り掛かることに致しました。

名付けて「奥におり⬜︎」。

コレは憧れている先生が掲げられていた表札だ。

 

とは言え予算は極小。倉庫の壁の補修を絡めて会社からいくらか援助して貰おうとも思うが仕上がり次第だな。

 

コレが我が家の入り口の倉庫。

腰壁モルタルもとうに寿命が来ている。

クラックには目をつむり、胴縁をビス打ち。

心配していたのだが意外にもビスはしっかりと効くようだ。

下地が出来ればこっちの物とコレまた松の胴縁を使って格子状に留めて行く事にした。

資材は基本的に余りモノ。綺麗では無いけど汚くも無い。

そんな材料を設計図無しで行き当たりでやっている。

棟梁のように行くわけも無いけど、まぁ一期工事として取り組んでみる。

格闘延5時間程度だろうか。

臭気筒も撤去して少しスッキリした気がする。

で、

気を良くして全ての松を留めつけた。

格子の様なモノが出現したのだが、やっぱりアラが目立つ。

松も足らない⋯。うーーむ。ここで思考停止となる。

 

ここから門柱や植栽をして奥に「住んで居そうな雰囲気」を出そうと思うのですがさてどうしたモノかな。

 

次回に続く。

整える

いい天気が続いておりますね。

世の中は連休中、私も少しはゆっくりです。

小庭が繁って来たので整えてみました。

散髪程度の剪定しか出来ませんが、自分なりに整えてみようと挑戦しております。

結果は数年後、いわゆる執行猶予中的な期間かな。

 

コハウチワカエデの剪定枝と言っても、わりかしと綺麗な御姿を魅せてくれる枝が在るモンですからポイと捨てる訳にもいかず。

そんな小枝を瓶に入れてみると小粋だね。

 

なんて楽しんでおります。

奏でる。

IMG_3342

 

連休前に聴かせて頂いた。

地元金比羅神宮の宮司さん。横笛、正式呼称は知らないけどまぁ横笛で間違っていないだろう。

何度聴いてもやっぱり生はキリッとして聴き惚れます。

 

 

さて

新しい家族の住処造りがいよいよ始まりました。

切土の造成地

香住区のF様邸の工事に着手します。

でも

弊社工務部は豊岡自動車道等、国、県の公共工事で手一杯。

そうなると

私に出番が参りました。喜んでいる訳ではありませんが闘志満々で向かっていきます。

 

 

うーん、デカい敷地です。

ちっちゃめなバックホーを現場に搬入してもらってペーパードライバーですが、なんとか掘ってみました。

意外にも乗れましたよ。

こんな大きな岩が出てくるのは山を切って造った「切土」の証拠。

堆積岩って言う土が固まって出来たモノだっけか、なかなかデカい。

地盤調査が楽しみです。

 

雨にたたられて少し泥濘に苦労しましたが都合3日間、削ったり掘ったりしながらガレージ予定地、前庭予定地が出来あがり、お住まいの大きさ、高さも現地に写しました。

コレで基礎工事の準備完了です。

 

ビフォー

アフター

 

 

細かなところの調整は残っておりますが、この様なお住まいを計画しております。

今回もシラスそとん壁、木外壁の大人しい出立ち。

内部は木製建具、造作収納満載の「彌吉の家」仕様です。

 

とても可憐な花を魅せてくれる「オトコヨウゾメ」。

たまらんなぁと思います。

 

私の小庭に早春の頃、植えこみました。

少し普段より多めに腐葉土を混ぜ込んで植えつけた御礼かな。

とても可愛らしい素敵な白い花を咲かせてくれました。。

 

浮気では無いのですが

造成工事現場のそばに目をひく木が私を誘っている様でした。

いやぁ実に素晴らしい枝ぶり。

我が家に迎え入れたいと思いますがいかんせん大木すぎる。

ここに住めたら良いんですが、どなたの土地だか分かりません。

随分と前に造成された住宅用土地です。

そうそう、もうじき下水道工事が行われるそうですので素晴らしい環境の宅地になります。

私に財力があればもう一軒建てたいところなのです。

場所は香住区内、病院にも5分の立地ですよ。

先日突然の電話を頂き、お会いした爽やかなご家族のリクエストを頂き、軒の深い瓦屋根の住まいを計画させて頂くことになった。

私の場合は特にやれる時にしないとダメなのです。

後回しには致しません。と自分に言い聞かせることにしております。

てな事で、

現在計画中の平家建てのお住まいの造作キッチン案の修正を一旦ペンディング。

boshの食洗機のテクスチャー、何処かあるかな 、気掛かりです。

 

気分転換に敷地図を読み込んでサクッと描いてみた。

敷地図と一枚の周辺写真を手掛かりに暮らしを想像するところから始める。

まぁ、いつもの事だけど取り掛かると止まらない。

 

住まい手さんと面談しながら組み上げるのも楽しいのだけど、こりに凝って熱が過ぎると予算オーバーの憂き目に。

これこそ、絵に描いた餅って言うのかな。

さて

今日のベストはココまで。レンダリングをチョコっとして確認。

多分、明日は明日で変わるんだろうけど。

屋根の形を変えた2ndを搾り出そう。新しい沼が出来た感じだ。

外観と室内、予算と設、暮らし・・・。何次元方程式なのだろう、難しいですね。

 

 

そとん壁の白い2階建は別案件。コレも気に入って頂いた。

格子戸もツボだそうで、同じ好みに安心。

 

そう言えば、

「プラン申込み書を頂く前には描かない」と決めていたんだけど、まぁ良いか。

私の伝え方

僕がよく使っているCADは割と簡単に「らしいモノ」が創れる。

短時間で伝えられるツールとして重宝しております。

上の画像はそのCADで造った絵なのですがコレくらいなら5分程度でそれっぽい絵が描ける。

(間仕切り板が突き抜けているのはご愛嬌として欲しいですね。)

 

なので

住まい手さんとのキャッチボールが進み易いと思っております。まぁ時々暴投の様なキャッチボールもあるのですが。

てな事で

先生と呼ばれる方からは「お絵描き」と悪口も聞こえて来そうだけど私は現在のところ、コレがお気に入りだ。

 

建築の世界では超有名なCADって言えば「JW」。

WindowsになってからはJW winって言うのかな?まぁ知らんけど。

JWは正確な線が描けるけど、いかにも製図、図面。

いきなりテーブルに三面図が出て来ても多くの方には映像として認識頂けない。

住まい手さんには実像として理解出来ないモノはそれこそただの線なのだ。

 

 

「伝わってこそ意味がある」なんて思うのです。

 

三郎、入院。

なんと三郎が入院しておりました。

先生曰く「膵炎」。

食いしん坊な彼は私のご飯もねだるので太り気味でしたが、どうもそれがいかんかった様です。

味気の無いスチール製の監獄にエリザベスの彼。胸が痛いけど回復を願って先生に託します。

 

 

1週間の入院で元気を取り戻した彼は相変わらずの食いしん坊なのですが心を鬼にして「あげない」のです。

 

 

これからは、太陽で床暖房。OMソーラーの家

お問い合わせ下さい。