N'sPlan省エネ・エコ住宅設計室

無垢の木と塗り壁で創る日本の家

彌吉のブログ

早くも2月になってしまった訳ですが11月に上棟した気比のお住まいについて。

この御宅は兵庫県産材で建ているのですが、多分、いや間違い無く3月中旬にはお引渡しができる状態になるはずです。

その前に

NSでは数年ぶりになる見学会的なものを企画しようと考えております。

外観はこの通り、ベーシックと言うか日本海側の民家の定番、焼杉と塗壁の組み合わせ。

大きく出した軒が主張過ぎない上品さを表せているでしょうか?。

 

こちらは2階の内部造作指示の絵。

Jパネルを窓枠と机に利用した造作です。シナと和紙で仕上げてみます。

 

多分、大袈裟な告知はしないと思いますので本気の方のみご連絡下さいませ。

Thunderbolt Display

やっとの事で手に入れたThunderbolt display、ヤフオクで偶然見つけてしまったのだ。

(iMacではなく、ほんま、画面だけのもの)

 

今使っている画面も10年くらいになるだろうか。

1900*1200だけどまぁまぁ綺麗に写してくれていた飯山製もそろそろ画質的にキレが悪くなってきていて後継機を考えていた時に偶然、良品との出会いがあったのだ。

しかし4Kの時代にWQHD(2560*1440)を今更との思いもありながらも、iPhone、ipadとアップル信者。発売当初の価格の10%程度ならと意外と迷いは少なく、サクサクっとヤフオクしてしまった。

で、この状態が現在だ。

 

現在のディスプレイもアームを付けて使っているので、この子もVESAマウントにしたくてしょうが無くなった。

もしやと探してみるとディスプレイと同じく既に廃盤のアダプターもヤフオクで手に入れる事が出来たのだ。 ヤフオクすごいね。

しかし、これってポン付けとは無縁の部品。

ディスプレイのスタンドを外すことから難儀の連続だった。

クレジットカードを一枚無駄にしながらもようやくスタンドの固定ネジが見えて来たがトルクスの登場。

このトルクスネジは別名いじりどめだったっけか、しかしこんなところをいじるのはプロ以外ないだろうに、どこまで行ってもアップルだ。素敵だ。

次に待ち構えていたのが、同じくヤフオクしたVESAマウントアダプター。

(新品の半額程度でお世話になった)

たった10本程度のトルクスネジでの取り付けに約90分、トルクスを締めたり緩めたり押してみたりと四苦八苦しながらもようやく完成。(青年期のメカ好きの経験がなければ多分すぐにギブアップしただろう)

 

でもどうだろう。後ろ姿だが

まぁまぁだ。というよりも現行のimacよりも厚みがあるが違和感など無い。美しい。

やっぱりmacだ。

 

ようやく手に入れた憧れのThunderbolt displayなのだが、テカリが凄い。

老眼の私にはちと無理がありそうだが如何か・・・。

 

仕事納め

コロナで右往左往した令和2年。

いろいろな思いもありながら、28日で仕事納めでした。

本日は少し事務的な事柄が有ったのでYさんとお会いしておりましたが、お昼からお休みを頂きました。

気になっていたシラスそとん壁の下塗りも仕上がり、あとはひたすら乾き切るのを待つ状態まで来ました。

何層にも重ねられた壁ですが、ようやく仕上げ塗りの一歩手前に漕ぎ着けてくれました。

耐力壁のモイス、一次防水層、付加断熱、2次防水層、通気層そしてシラス壁用のモルタル防水層、ラス網、シラス下塗り層。春を待っての仕上げ塗りなどなど。

なかなか手間暇が掛かる外壁ですが、仕上がりが特に良いので今から楽しみにしております。

 

このお住まいは兵庫県産材を多く用いて造らせていただいておりまして、兵庫県からの補助も頂戴しております。

大きな梁や大黒柱、無垢の杉板、檜柱等々。兵庫県産材をふんだんに使用しておりますので、是非ご覧になって頂きたいと思います。

完成は来春そうそうを予定しております、ご案内させて頂ける時期までお待ち下さいませ。

 

このようなハーフユニットバスも見所の一つですね。

 

 

ハーフユニットバス? でしょうか?

完成したらこんな気持ちいいお風呂になりますよ。

 

では、良い新年をお迎えくださいませ。

いきなりですがZEHってご存知でしょうか?

正直、私は数年前までZEHってよく分かっておりませんでした。
どうせ補助金を餌に『太陽光パネルを売り込む家』くらいにしか思っていなかったので興味もなかったわけです。
いや別に太陽光発電が嫌いなのではありません。むしろ必要だと思うんです。
ですが、その販売手法っていうのかやり口が気に入らんなぁと思っております。
天邪鬼では無いですよ。

とは言うものの
所属するOMソーラから『せめて登録だけでも』と諭されたからというわけでも無いですが、数年前にZEHビルダー登録を行いました。
住まい手さんが太陽光発電の補助金に興味がある場合、お応えする事ができないのは流石に不味いと思い直したのです。

実際、ZEH基準の断熱性能(UA0.6)は私たちのご提供している家の断熱性能(UA 0.3)の約半分程度という楽々基準。

これなら太陽光パネルを約6KWも載っければいいくらいかな?。
(雪の時期の発電量が追い付かないかもですが、計算していないのですいません)
まぁ
太陽光パネルを載せれば簡単に実現できる技術はあるのですが、前述のとおり私が全くオススメして来なかったので実績はいまだ『ゼロ』なのです。

なんかこれヤバイなぁと実は思っております。

毎年ZEHの実績の報告義務が課せられているので、流石にゼロ更新連続は自分的にも許されんなぁと。

ま、
PV(太陽光発電パネル)をやたら載せた不恰好な家は趣味じゃ無いのでそんな家は建てたく無いと言うのは変わりませんが、かっこいいと言うか不恰好じゃないPVの載せ方を考えてみたいなぁと思っております。
もちろんOMソーラのOMXなら冷暖房プラスお湯の高機能高性能な家にできる訳ですのでお役に立てられるかな?と。

なので OMXにご興味がお有りでしたら、ZEH住宅建てられます。
いや待てよ、OMXは別のカテゴリでカウントされるかも。
でも環境に貢献出来て高額な補助金も出るし、こんなお得に高性能な住まいを建てられる訳だから、ZEHカウントはゼロでもいいかな。
ちなみにOMXのリアルZEHの住まいはなんと190万も補助金が出るそうです。
今回の補助メニューでは蓄電池もセットらしく、リアルZEHなるお住まい向けの補助金な様です。
ただ、こんな補助金ばらまき的な誘導政策。
もういい加減、やめにして欲しいなぁと個人的には思っております。

と縷縷申しましたが

補助金なんてどうでもいいけど環境負荷の低い良い住まいを建てたいんだ。
と言う方限定でお役に立ちたいなぁと致します。

ご興味のおありの方はというか、くどいようですが
補助金関係無しでリアルZEHの家が建てたい 方、是非一緒にやりましょう。

雪の中の1週間が終わりそうだと思いきや、今、雪起こしが盛大に鳴っておりました。

雪が降り出し、寒さも本格的になって来ました。

冬本番ですね。

 

新築、リフォームを考える時に実現したい優先順位の中の上位には「暖かさ」が必ず挙げられます。

だとしても「無暖房で15度以下にならない家にしてね」と具体的に言われた事がありません。

なぜでしょうね?。

何処の工務店でも「暖かい家になりますよ」とか言うようですが、なに基準で暖かいって言っているのかってわかられてますか?。

私にはわかりません。

コレは想像ですが、どうやら、その工務店で今まで建てて来られたお住まいに比べ暖かい家って事なのかと。

では今までの家の寒さってどんなものかなぁ。

そうです、数値基準で比較出来ない、していない。

どうもそんな程度の「いい加減な暖かい寒い基準」のようです。

という事でせめて一つのモノサシとしての数値を私は大事にして欲しいなと考えております。

勉強されている方にはお馴染みのC値です。

なんじゃそれ?と思われましたか?

でも断熱材をいくら厚く入れてもこのC値が悪いお住まいでは「寒いまま」なのです。

C値についてはネットでお調べ下さい。詳しく上手に説明されているページは直ぐに見つかりますので。

なので今日は弊社の気密施工の一端をお見せします。

窓が暖かいお住まいを作る上で最重要と言うことはご存知の事でしょうから窓の部分を見て頂きます。

この黒いテープをサッシの枠外周に貼ります。

このテープはジワジワと膨張して窓と窓枠の隙間を埋めていきます。

気密だけならコレで終わりですが、窓には防水性も求められますので、窓枠に雨水が侵入して来ないようにテープを貼り、更に気密性をあげていきます。

窓の下部には専用の防水シートも敷き込んでおります。

このように内側、外側ともに防水と気密性を上げる目的での専用資材をふんだんに使って

やっと彌吉の家で基準としているC値と言われる数値が0.5以下になるのです。

どれくらいが普通の家なの? 実際のところ私は他社の家を測定した事が有りませんがC値10程度らしいです。

そもそも現在ではC値の基準数値が設けておられないので、以前定められていた数値ですとC値2程度でも高気密住宅と呼ばれていたようです。

そうそうC値は小さい方が良い数値ですね。

 

(ピンク色のテープは傷防止用の養生テープです)

気密施工と防水性向上の為にはとても手間が掛かります。

しかし、この手間を掛けなくては「暖かい家」は出来ないのです。

最後に

いくら断熱材の厚みを厚くしてもサッシを樹脂のトリプルにしても気密が1.0以上なら意味は無い。

ではまた。

 

大開口サッシ。とても良いです。

何が良いのか、見ればわかります。

このサッシは弊社和室に設置したものですが、まるで木製サッシの様に見えますがLIXILさんのLWという工業製品。

建築家の伊礼智さんがLIXILさんと共同開発されたと言う伊礼ファンならずとも興味をそそるサッシなのです。

見た目だけではなく、ガラスもペアだけじゃなくトリプルガラスも選べる高性能サッシなのです。

この外観は棟梁に無理を言って杉の上小節材を使って枠とガラリ格子で仕立て直したものですので、NSオリジナルと言っても良いんじゃ無いかな・・・と私は思っております。

で、このサッシの隠された性能。

と言っても隠してないのですが、約2mの一枚ガラスで出来ていて閉めても開けても眺望の変化なしと言う素晴らしいものなのです。

まぁ実物を見ないと伝えられませんね、ご興味のある方は弊社事務所にお越し下さい。

見せてあげます。

 

と言う事で、このサッシの魅力にやられた方がおられまして本日、気比に納入して参りました。

搬入、取付まで写真でご紹介致します。

サッシの外枠は幅4mプラス。大人4人かかりで建築現場に搬入。

白っぽいところにガラスが嵌ります。が超重いのでこちらは6人掛りです。

ウッドデッキになるリビング前土間を摺足で運び込んで来れました。

最後の関門である枠に嵌め込む作業もお手のもので、無事故無災害で無事完了致しました。

室内からの眺望はまたご紹介するとして本日はここまで。

ネットで検索して頂ければ、詳しい情報は得られますので私からは実感をお伝えいたします。

 

よく見かけると言うか

多くのご家庭で採用されている所謂掃き出しサッシ。大きなもので幅1800高さ2400くらいまでだと思います。ただガラスは2枚。真ん中にガラスを支える枠が大きく視界を遮ります。

コレじゃいくら良い景色やお庭でも魅力は半減。ですよね?

ではこの枠の無いものは手に入らないのか?

実は木製サッシでは以前から『一本引き』と呼ばれる仕様がありました。大きなガラス一枚板を通しての眺望は満足感大。ですが価格も素晴らしく高いものであります。

もちろん私も大好きです。断熱性も高い木製サッシ、所有感も高いものですし、何せカッコいい。プレミアムです。

ですが、やはり木製ですので設置場所やメンテナンスを間違えると残念な事が起こります。

つまり窓が閉まらなくなったり、雨漏れが起きたり・・。

定期的なメンテナンスを行えば大丈夫ですので無闇に恐れなくても大丈夫です。メンテナンスさえ・・・。

 

と言うことで

ほぼメンテナンスなしでも木製サッシに勝るとも・・の製品がLIXILさんのLWというサッシなのです。

コストは木製サッシ比較でいい勝負。既製品サイズを選べばお安く大開口が手に入れられます。

ご検討ください。

 

但馬の洗濯物事情

洗濯物が乾かなくてリビングやダイニングに洗濯物がぶら下がる但馬の家なら日常的な風景と言える季節になりました。

私の子供時代は洗濯物の下で一家団欒、ご飯を食べておりました。

が、時々畳まれた洗濯物が落ちてくるなんて事もあったり。

今でもそうですよね、この劣悪な洗濯物事情。

なんせ、乾かない。そして勿体ないから人がいるリビングや食堂が干場になっている。

これってしょうがない。しょうがないけど、楽しくないでしょ?

 

と言う事で我が家は思い切って「乾太君」を昨年導入しました。

台所事情ならぬ洗濯物事情

 

カタログで言えば

 

5kg仕様ですが、子育ても終わった夫婦にはちょうど良いサイズです。

家内曰く「8kgの方が良かったかも…」ですので、子育て世代や大家族さんには迷わず8kg がオススメです。

けど、高いなぁ が本音ですよね。我が家もそうでした。

けど、乾かない洗濯物にイライラしたり、乾燥だけにコインランドリーに行ったり来たり…。

コレってかなりのストレス。しかもまぁまぁお高くつく乾燥。

誰が使ったか、何を乾かした後なんかも分かんないし。

と言う事で我が家の洗濯事情はほぼ解決したのでした。

そうそう、電気式の乾燥機も2台使いましたが寿命は3-5年くらい。しかも生乾き。

もう一度天日で干したくなるレベルでしたね。

最近ではヒートポンプ式の全自動洗濯乾燥機も開発されている様ですが、かなりの金額とやっぱりショボい乾燥だそうです。

 

と言う事で

但馬の国の洗濯は

乾太君でほぼ解決。 では無いでしょうか?。

付加断熱

付加断熱ってご存知でしょうか?

何を今さら、ですか?

この写真は外付加断熱の施工途中の写真です。

付加された断熱材、お分かりでしょうか?

 

こちらの方がわかりやすいかな。

フェノバボードと言うボード系の断熱材を採用して断熱性能を上げた一例です。

先の写真はサーマックスと言うイノアックさんの製品。

そう、断熱材は何でも良いんです。

実際には付加断熱材は材料費用だけで言えばグラスウールがコスト的に優秀です。

ですが此処は但馬の国、天候が急変する事も大いにあるわけですので、雨に影響され難いボード系の断熱材を採用する方が安心安全と言う訳なのです。

 

付加断熱、今更ながらですが

家の中の柱の内側に納める断熱材が充填断熱と言い、それ以上の断熱性能を求める時に外に追加で断熱材を施工する。

と言う事です。

付加断熱をしてサッシを樹脂や木製にするとheat20のG2がクリアできます。

難しく有りません。ご希望でしたらお届け致します。

ただ、住宅はそんな性能だけではありません。

庭であったり居場所であったり。

もしかしたらそちらの方が大事な部分なのかも知れませんね。

 

なんて尋ねられる事が増えてきたようにも思う。

コロナの影響で在宅時間が増えたから・・などとnetで言われているがそうなんだろう。

で、この数値って興味ございますか?

Ua値 外皮平均熱貫流率

外部に逃げる熱量を外皮全体で平均した値。小さいほど省エネルギー性能が高い。と言う事なのですが

まぁ、断熱性能が高いか否かを判断する値と言っても良いのかな。

私が所属する新住協ではQ値と言う値で性能を図っていますが、まぁ大体同意ですので拘られずとも良いのでは。と私は思っております。

で、Ua値ですが

私たちの作らせて頂いているお住いは0.3から0.4が平均的になってきました。

以前は0.6から0.7のZEH基準でしたので少しながら良くなって来たようです。

これは住まい手さんが特別望まれた訳では無く、私達の標準的な断熱仕様の中の採用するサッシが変わったからがハード的な一つの要因であります。

加えてホームズ君と言うソフトを入れて設計の確かめ計算が施工前に性能を図る事が出来る様になった事が大きいと思われます。

コストと性能を比較しながら住まい作りが出来るようになった事は私達だけでは無く、一番大事な住まい心地を住まい手さんにご提供出来るのが良いところかなと思っております。

 

断熱性能至上主義的な家作りがいいのかどうか?は はてな です。

まぁ温熱環境が劇的に良くなるのは事実ですので予算が許すならば健康にも良いので是非と申し上げたいのですが、やはり予算に限りもありますのでそこは柔軟にお話をさせて頂いてはおります。

実際のところ、断熱性能を上げる事はそう難しいことでは無く、それ以外の全体的な性能を上げるための費用を削ってまで果たして重要なのだろうか?と言う疑問もまだ私にはある事を否定しません。

デザイン、耐久、温熱の平均点を上げる事が大切な事だと思うのです。

コロナで得られるネット由来の色んな情報に振り回されず、今のご家族と今後の生活を考えられた上での総予算の範囲で最高のお住まいをお作り下さい。

 

 

 

耐力面材モイス

モイスと言う面材。ご存知であろうか?

私達がよく使用する外壁下地にもなる耐力面材である。

この耐力面材は主だったところで3種類がよく使われているようだ。

ハイベストウッド等の建築廃材をプレスして板状にした物が主流。

何故か?

まずは安い、軽い、強い。吉野家さんの牛丼並みだ。

良い事だらけなのだが、なんだか気持ちがよく無い。

理由は、所詮ゴミだから、接着剤で固めたゴミと言ったほうが正解か?

要は私が嫌だからだ。

かたやモイスはどうだ?

切り刻んで余っても調湿剤になり得る優れものだ。

つまりゴミにならない。小型の土嚢袋に入れてトイレや浴槽の下部に忍ばせるのだ。

 

モイス、もう少し軽かったら言う事ないんだけどね。

我が家には三郎君と言うフレンチブルドックが住んでいます。

彼は我が家において3人目のアイドル。

抜け毛と爪痕を残すのが悩ましい住人です。

この後ろ姿、立派なおっさんです。

そしてよく眠ります。

こんなふうに座布団をかぶってみたり、愛嬌たっぷりなのです。

 

 

皆さんも床の傷など気になされず、犬でも猫でも一緒に過ごされてはいかがでしょうか?

生活が楽しくなる事、間違いなしですよ。

気比の家

良い夫婦の日に上棟させて頂いたY様。

 

あやしい天気予報だったけど、雨つぶの登場よりも早く納められた。日頃の精進の賜物か。

 

このお住まいではOMソーラのパッシブエアコンを採用して全館空調をデザインさせて頂いた。

もちろん、いつものごとく高気密高断熱仕様である。

G2を担保するには付加断熱仕様でなくては残念ながら当地では厳しい。

断熱仕様は

屋根135mm(サーマックス)

壁GW20K120mm 付加断熱50mm(サーマックス)

施工写真は後日アップ。

基礎100mmスラブ50mm(サーマックス)

と所属する新住協鎌田先生が講習でご紹介されたサーマックスをふんだんに使用。

まぁ。スペックはどうあれ現実はその施工であるので、大したお話ではないが断熱バカと自称される方々だけにご理解いただければと記載しておく。

今回から導入したタイムラプスカメラとドローン撮影。

タイムラプスをご覧頂きたいのだがあいにくアップロードのデータ量の制限がありお見せすることは叶わない。

と言うことで12月2日までのドローン撮影をお見せする。

撮影に用いたドローン。

この機体は法的には操縦に規制は無いが、公共現場用のプロ仕様ドローンの操縦用の許可を私は国交省から頂いている事も申し添えておく。

 

DJIミニ(1St)アンダー200g。操縦しやすくお値段もお安い。お勧めできる機体だ。

今回も屋根断熱仕様。

3層からなる断熱材を詰め込んでいる絵だ。

屋根断熱と気密施工が終わり改質アスファルトルーフィングを貼り終わる。

 

待ち兼ねた様に小川板金さんがやって来てくれた。

雪下ろしが騒がしい季節だけにちょっとした晴れ間が重要なのだ。

大屋根は1500、下屋は900。深い懐のお住まいだ。

これが私がお届けしたい住まいの外観である。ぜひ一度ご覧頂きたい。

 

 

此処からは私個人の感想と思いであるのでご容赦ください。

気分が悪くなったら直ぐに閉じて下さい。

いいですか?。

では

 

家は性能。

と言って業績を伸ばされているHMもあるがその外観は全くつまらないものだと私は思う。

性能が良くても見栄えが悪い住まいって果たして住む価値があるのだろうか?

とさえ思うのだ。

ただ

性能も悪く見た目も悪い(いや現代の普通か。)そんな商品と呼ばれる家がお好きならば、それはそれで良いとも私は思う。

その価格に見合ってさえいればだが、多くは、そうでない様に思えてしょうがない。

これは某HMの事を指している訳では無くごく一般論であるのでご了解頂きたい。

 

そう

私の私感であるのでご容赦願いたいのだが、いかにもお安い価格を打ち出している風の工務店さんが多い。

(私のとこでは総費用を延べ床で割れば坪単価100万円くらいになるお住まいがほとんど)

量産の工業製品を寄せ集め、見えない部分と言うか一般的に知られていない部分はできる限り安価なものを求める。釘、防水シート、断熱材、基礎コンクリートに至るまで最低水準の物の寄せ集め。工業製品の展示会の様な家作りだ。

そこに愛はあるんか?と思えてしょうがない。

あなたのご家族を安物の寄せ集めの箱で過ごさせないでください。

そうそう

気密試験も実施しない、したことが無い。またはオプションなんてとこはいくら予算内であろうが論外なのである。

本当にしっかりした住まいを作るにはやはり費用はかかるのです。これは事実です。

アパート代で買える家が良いなんて本気で思われてますか?

アパートにそのまま住まれた方がご家族の為です。

 

予算、費用はないけど、いい家が建てたいと思われている方は一度事務所にいらして下さい。きちんとご説明を致します。

ただし、来年の秋頃くらいのご予定ならば。ですが。

干し柿

妻が台所で呼んでる。
手伝って…ってなんだろう。

なにかと思い、覗くと大量の柿。

早くもそんな時期か。季節の変わり目。

ともかく、どうやら今年もありつけそうだ。

器用に柿を紐で結びながらゆだったお鍋さんに15秒潜らす。
コレをしないとカビだらけになる様だ。

特に急ぐ訳でもなく楽しんで作っていく彼女。

まぁコレはこれで僕も楽しいから大丈夫だな。

週末は上棟。
新しい故郷を作らせて頂きます。

素敵な御家族に幸多かれ。

早いものでもう11月も中旬。

この週末は家内と青垣町に紅葉狩りに行って来ましたが、予想以上の人混み。

皆さん、よくご存知で。

ここまで落葉があると掃き掃除もしなくて良いなぁと思う私でした。

まぁこんな大きな庭は個人宅では無理。

とは言いながらも樹木の配置を目に焼きつけてみました。

 

せっかくなので露天の焼栗を購入。コレが予想以上に美味しかったですわ。

 

 

 

今年を振り返るわけではありませんが、公私とも色々ありました。

コロナのことは語らずともでしょうし、ね。

 

今日はとてもいい天気で、自宅の窓、ひな壇デッキの拭き掃除をいたしました。

終わりを待っていたかのように愛犬三郎くんが日向ぼっこをはじめる穏やかな日中です。

やっぱり窓周りが気持ち良いのが最高ですね。

ご自宅を検討される際には大切なところは沢山あるわけですが、大事にされて欲しいところです。

窓周り、外からも内からも大切にしてくださいませ。

 

 

さて

写真の窓はリクシルさんが作られた全開口サッシLWをベースにガラリ格子戸と戸袋で意匠を整えたモノです。

リクシルさんにはアルミサッシで作られたオープンウィンというブランドの全開口サッシが以前からあったのですがそこはアルミサッシ。

時代の流れで高断熱性を追求、さらに快適性を向上させた窓として伊礼智先生と共同開発されたので遅ればせながらも先ずは使ってみた訳です。

 

よくある4枚の引き違いサッシと、とりあえずLWを取付けた状態。

杉板で整えた外観の違いをご覧ください。

4枚のガラスから大きな1枚ガラスになりましたが、ご覧のように窓面積は若干小さくなってしまいました。

お待たせしている方を先行して作業をするようにしておったら、あっという間に1ヶ月が経ってしまいましたが、いつまでも遮熱シートを貼ったままの状態では恥ずかしいので作業の合間で取り敢えず板を貼ってもらいました。

伊礼先生お得意のガラリ格子戸を純正アルミフレームで実現出来ないか、試作をしてみましたらまぁコレはこれで良い感じ。

ライトな造作verとしようかしらと思いながら・・・。

ということでさらに1ヶ月放置。

ようやく大工さん段取りが取れまして戸袋と斜めにカットしたガラリ格子戸の造作に入ってもらいました。

ここから完成までには1日半。そうすぐにできるのです。

窓周りって大切ですよね。

これからは、太陽で床暖房。OMソーラーの家

お問い合わせ下さい。