N'sPlan省エネ・エコ住宅設計室

無垢の木と塗り壁で創る日本の家

彌吉のブログ

先日設計申し込みを頂いたN様のご要望にお応えしながらも、私の良かれを加えながら形を作って行く工程。

悩ましく、苦しくも楽しい時間が過ぎる。

形を探りながら整えていく。

勿論、私如きの引出しはそう多くも無く、深くも無いのだけど。

 

格子がお好きな様子なので縦格子を盛り沢山と盛って見た。

少しくどいかな。屋根の形、軒の深さは如何だろう。

などなど最適解はまだ遠いようです。

3世帯住宅を考える。

少し大きめな平家に繋がる2階建て。

此方はシラスそとん壁も取り入れて、しっとりとした風情を醸し出せられないかとの2ndver.

過剰な設いは望むところでは無くて、とはいえインスタントでは許されず。

なんとも厄介な想いを抱えながら探っていくのです。

 

そう、

こんな風に私の場合は作りながら、また壊し、組み立ていくのです。

 

ご興味頂けますればお電話下さいませ。

やっぱり木の家

玄関周りに木枠を拵え、防水紙で覆われて居た躯体が木の家らしくなって参りました。

まだメッシュシートに護られて、そう、さながら車の発表前の新型車の様にその全貌はお見せ出来ませんが、めくられたシートから少し覗いた厚板が木の家を感じさせてくれます。

 

旧市街地に位置するこのお宅は建蔽率との戦いで始まりました。

もう少し軒を伸ばしたいところであったのですがそもそも必要な室内空間で一杯いっぱいな建蔽率。いかに外観を整えるかが悩ましいところでありました。

当然、柱を建てて庇を架ける事は叶わず、四苦八苦した結果の最終案が庇が無理なら格子戸と戸袋、上枠を強調したデザインにしたらどうか?となった次第。

 

まだ箱組状態ですが、私がお願いした以上の出来具合。

さすが我が棟梁、身贔屓と言われようがいい出来なのです。

 

外壁は上品なシラス壁と鎧張と抑えブチ。街道筋の窓には格子戸が彩りを加えてくれます。それらひとつひとつが

昔ながらの木の家を映し出してくれる事だろうと今から楽しみなのです。

本日、日本住環境さんに神戸から来て頂き、香美町で建設中の某邸の気密測定をして頂きました。

このお宅はU a値0.35で地域区分6の当地ではG2を超え区分4におけるG2並みの高断熱仕様となっております。

さて気密試験を行うタイミングとしては全ての施工を終えた状態で行う場合と施工途中で行う場合があります。

今回はサッシ、玄関引戸、電力引込みと充填断熱材を入れ、各部屋に電気配線を入れる途中と言う状態。室内側気密シートは配線の施工待ち箇所は気密シート無しと言う状態での試験としました。

なぜこの状態で気密試験を受けた理由は施工途中であるので気密不良箇所の修繕が可能、もしくは気密不良箇所の特定がし易いと考えての事であります。

つまり全ての施工を終えた後では手直しが出来ない場合が想定される為であります。

 

これが結果です。

C値0.6 。

室内側気密施工途中でもあり、暮らしの利便性を考え引き違いサッシを3箇所3枚玄関引戸の構成を考えると合格と思える数値でありました。勿論、気密を求めて各所に気密テープを貼ったりしない素の状態です。

まぁ試しにと玄関引戸に目張りテープを貼ってみたのですが数値には変化が無かった様ですので純粋に躯体の気密性能だと推察されます。

 

と言う事で

C値0.6を確保した上で室内側気密シートの施工を進め、更に気密性能を高めるベースが整ったと言う訳です。この結果は現場管理者と各施工者の協力の下の結果と満足をしております。

過去、C値=5.0でも高気密住宅と言われて居た事を思うと素晴らしい数値である訳ですが私は闇雲に気密性能を高める事を旨としておりません。

換気装置の性能を発揮させるのには必要にして充分と言われるC値1.0以下は当然ですが(高気密性能を競われている一部のマニアックな方々からお叱りを受けそうですが)0.5であろうと0.2だろうと実感として大差ない様に感じているからです。

またそれ以上に施工費用の増加と時間の負担を住まい手に求める事に若干違和感を禁じ得ない訳です。

まぁ

何事もほどほどに・・・が本音でもあります。

 

と言う事で第1回目の気密試験と言うか気密測定の結果を受け竣工に向け一つづつ丁寧な施工を現場スタッフにお願いし、結果として0.5以下となれば喜ばしいと思う訳です。

そうです、数値に拘らないと言った側からですが、もう一度竣工前に気密測定を行います。(笑)

こんばんは。7月6日午前2時前です。

家族が寝静まって居ます。静かな宅内ですが微かな音がしております。昼間では気が付かない程度の音ですがやはり深夜。小さな音が聞こえてきます。

その音の出所と言うと

 

私のこもり部屋、勉強部屋とも言っておりますが。

このスペースの上部に付けたパナさんの換気扇です。

この換気扇、引っ張る紐が付いておりまして一回引くと排気モード、もう一度引くと吸気モード、そしてもう一回引くと停止となります。

私はまだタバコを吸う人でありまして家人から煙たがられる訳であります。まぁ時代的に当然なのでしょうが・・・。

と言う訳でタバコを室内で吸う時はこの換気扇にお世話になっているのです。

かなり強力な換気能力を持っているのでタバコの臭いは家人に指摘される事なく無難に過ごせております。

つまり3種換気が正常に働いている状態と言えるのでしょう。

ただこの3種換気、他の場所からの汚れた空気を私の部屋に強制的に引き込んで部屋のタバコの空気を含めて外へ放出しているので、その部屋にいる私は少し息苦しく感じる場面もあります。

まぁ、排気経路のバッファに位置している訳ですから当然なのです。

 

で、この換気扇の紐をもう一回引くと、そう、吸気モードになり新鮮な空気が部屋に引き込まれる状態になります。

この状態でタバコを吸うと最高に私は気持ちがいい訳ですが、そうは行かないですね。

実際、今の様にタバコを吸わずにいると、とても気持ちが良いです。

呼吸が楽になるのが実感できるのです。

これって新鮮な空気、つまり酸素が供給されているからだろうと思います。

人間が必要な空気量は大きな気球並みと言われております。また部屋内の必要酸素量もネットで調べれば出てきますので興味のある方は後程お調べください。

一般的な新築のお宅の多くは第3種換気と言われる換気方法を採用されております。

勿論、真面目に体積を計算し採用する換気扇の能力を検討し適切に配置されている筈ですが、全てのお宅がそうされているかは私にはわかりかねます。

もしかしたら、価格だけで選んだ安い10cm径の換気扇(パイプファン)を6個くらいつけてたら充分だろう?てな感覚でトイレ、洗面、LDK、寝室等に吸気口とセットで・・・かも知れませんが。

勿論、換気性能には気密性能が直結した問題でもあります。

まだ高気密なんて息苦しいだけだ・・なんて言われる工務店さんがおられる様ですが決してそう様な事はありません。まぁ今更言うことではありませんね。

適切な気密性を持った箱であれば計画的な換気が行えるのですが、『どこから吸気されるかわからない低気密なお宅』ではまともな換気(湿気の排出)が出来ずに結露リスクを高めたり、低酸素な場所が意図せずに造られてしまうんですから、やはり気密性能は必須なのです。

では、どれくらい?が気になる所ですね。

私の所属する新住協関西の工務店さんの多くがC値=0.5以下が当たり前ですので私もそれを一つの目安にしております。

この気密性能って奴は施工精度に正比例します、つまり手作業の精度によるところが大きくて見様見真似では出来るものではありません。

当然、気密性能を上げる為の資材や方法がありますので意中の工務店さんに一度お尋ねされる事をお勧め致します。

そうそう、今日は気密のことをウダウダ書き散らかす目的では無かったのでお話を戻します。

換気には第1種換気、第2種換気、第3種換気の3種類がありますが一般的なお住まいには第3種換気が多く採用されております。

ただこの第3種換気にもダクトレス、ダクト式とこれまた種類があるのですが圧倒的にダクトレス第3種換気と呼ばれるものです。

いや悪いと言っている訳ではありません。気密もしっかり取れてさえいれば第3種換気で充分な換気は出来る筈です。そう設計されて居るはずです。

ただ気密資材も使わず気密測定もせず、『まぁ大体・・・』なんて言ってる工務店では換気性能は期待されないで下さい。

もう予言の世界に入るくらいのえー加減な希望的観測ですから論外です。

論外なお話は置いておいて・・・・。

家作りを勉強された方は第1種換気が大好きです。

それもダクトレスタイプを好まれる方が多い様に思います。私如きではその優劣を語るほどの知見も持ち合わせておりませんが、実感として第1種換気の性能を出せるのはやはりダクト式だと思っております。ダクト式であれば部屋毎に必要吸気量や排気量の計算が正確にできる事は勿論であり期待値的な希望的観測ではなく機械的な性能、能力がはっきりとしている状態で吸排気計画が机上であっても可能である訳ですから安心ですよね。

ダクトレスは吸ったり吐いたりが同一パイプであるところがそもそも『???』と思うところではあります。

さて

OMソーラからも近年全館空調のシステムが相次いで発売されました。

OMXとパッシブエアコンの2機種であります。

その性能は全国のメンバー工務店で実証されておりますので良きものと信じておりますが私はまだ施工実績がございませんので真偽は解りかねます。(OMのHPで詳しく解説されておりますのでここでは割愛させて頂きますね)

長くなりましたが私が今日お伝えしたかった事は

第2種換気って気持ちいいわぁ です。

ご存知の様に第1種換気は吸気も排気も専用換気扇で行われるのですが、その吸気のみを採用したものが第2種換気と呼ばれる換気方法です。

聞くところによると精密機械工場やクリーンルーム、手術室ではこの2種換気方式を採用されて要る様です。

勿論、吸気側にそれ相当の浄化機能を持たせている訳ですが常に新鮮な空気を取り入れると言うよりも室内を加圧して、吸気箇所以外からの流入空気を止める、つまり微細なゴミ等の流入を止めると言うことを重点とされている様です。

一般的な住まいで考えると

第2種換気は新鮮空気つまり酸素たっぷりな綺麗な空気を取り入れられて気持ち良いわぁと言うことです。

(まぁ大都会では無理ですが)但馬のような環境であれば2種換気の恩恵に預かれる場所は多いのではないかなぁ。少なくても私の住む香住の環境であれば殆どのお宅で有効ですよね。

勿論

予算が許されるのであれば熱交換も含めたダクト式第1種換気が最適解であろう事は間違い無いですのです。熱交換の一種換気の導入費用はダクト工事も含めておおよそ100万円。

高額かどうかは意見の分かれるところだと思います。

 

 

まとめとして

お住まいのある場所、条件によって最適な換気方法はあります。

ただ何処であっても安心なのは

やはりダクト式第1種換気方法と私は思っております。

その次はダクト式第3種換気。抜群にコストパフォーマンスが高いです。

そのお宅で勉強部屋や空気が汚れやすい部屋(タバコ部屋)などに第2種換気を追加する。

これが最適なお住まいも多くあると思います。

最後が

大多数のお住まいで採用されている第3種ダクトレス換気、(コストだけで言えば最優等生の)第3種換気、通称パイプファンです。

最下位で大多数てのが気に入らんですね。

 

ちなみに

私が好きなOMソーラって実は第2種換気なのです。

温めながら換気をする。しかも太陽熱で。

開発者の今は亡き奥村先生(東京藝術大学教授)は『OMは換気装置だ』と言われて居たとかなんとか。

うーん、素晴らしい。

外観も豪華な設備も大事ですが、住う人達にとって室内の空気環境ってもっと大切な事なので換気にもご興味を持って頂ければと願います。

 

私は実はZEHやPV嫌いです。

嫌いなのですが、住まい手さんがお望みとアラバお聞きをする。と言うスタイルです。

嫌いな理由はまた別の機会で。

とは言え

当社もZEHビルダーでしてSiiに登録を致してはおります。

当然、ご存知だとは思いますがこのZEH、お国から認定を頂かなくては補助金を頂けません。

補助金を頂き導入費用(イニシャル)の実質負担を減らし、イニシャルを数年で稼ぎ出してその後の生活ランニングをほぼゼロに出来ると言う結構なものではあるのですが(私は嫌い。)このZEH認定なるものはBELS計算をして星5住宅(一次エネルギー削減率25%以上)でも高効率のPVを屋根一杯に載せてもナカナカ達成しないハードルのまだまだ高い仕組みになっているのです。

まぁそれに気がついて『ニアリーZEHなる基準』を創られた訳ですが、そもそもこの計算方法が間違っているんじゃないかなぁと私は思う訳です。

今更ながら釈迦に説法ですがZEHとは平たく言えば

日常のエネルギーの収支をゼロにする。

その手法として躯体の断熱性能を上げ、高効率機器を使用し生活の一次エネルギー消費を削減、足らない部分はPVで賄う。と記憶しております。

 

本題ですが

ZEH計算をすると結構な省エネ住宅を作っても20枚以上の高効率PVを載せなくてはZEHには成らない仕組みがなんだかおかしいなぁと思う訳です。(PVの製造、廃棄に関わるエネルギーはさておいて と言う考えも嫌いな一因なんですが・・・。)

地球温暖化防止のために化石エネルギー使用量を減らすのが急務な筈なのに『PVいっぱい載せ住宅』を量産するような仕組みに何故しちゃったんだろう。

ZEH(の理想)のハードルを下げ、少量でもPVを載せてもらえるように導入費用相当の補助金も出して・・・と言うのが本筋だと私は思うのです。

 

で、今度は蓄電池業界が市場を狙っているようです。(商魂たくましいもんですね。)

 

そろそろ正気に戻らないと地球が暮らせない星になっちまいそうですぜ。

 

防蟻ってどうされておりますか? とお問い合わせを頂きました。

そう、シロアリ対策の事です。
当然ご存知だと思っていたのですが、HPでもお知らせしていなかったかも。
と言う事で
改めて お伝えさせて頂きます。

防蟻処理について弊社の考え方。
シロアリとは、住まいの最大の敵と言っても過言では無い大敵です。
知らぬ間にお住まいの大切な部分を密かにまた着実に音もたてずに食い散らかすからです。
羽ありが飛び立つ時に青くなってももうどうしようもありません。
かなり食害が広がっている事を覚悟しなくてはなりません。

対策は?
まずは

1)シロアリに屋内に入られない仕組みを作る事だと思います。
2)シロアリが万一屋内に入ったとしても食べたくない、食べられない対策を施す事。
3)基礎周辺に土の部分がある場合はなるべく乾燥させた状態とし蟻道が作られていないかの点検をする事。

言い出したらキリがないくらいの『べからず集』はございますのでこの程度とさせて戴きます。

シロアリに入られない仕組み

シロアリの多くは基礎から侵入してくるようです。
なので基礎に隙間があったりひび割れたりしていたら、どうぞ入って下さい、と言っているようなモノ。

基礎は隙間が出来ない一体打ち基礎とされて下さい。

基礎コンクリートの壁をよーく見て下さい。継ぎ目が全くないでしょ?

 

食べられない対策
これは木材を食べようとしたシロアリが居たとしても食べたくならないような木材加工を施すしかありません。
と言っても人体にも危険を及ぼす楽剤を散布するわけにも行きません。

もうかれこれ10年以上前にはシロアリ対策の薬剤が人体に強烈な異常をもたらすとして使用禁止になったのです。そんな、きつい薬剤を室内、基礎周辺に撒いていたのですからシックハウス症候群という謎な病気がどんどん増えていった訳です。

では、何が良いか?

私は気化しないホウサンの散布が有効だと思っております。

 

ホウ酸は気化しないので雨水等で流されない限り木材に存在し防蟻効果を発揮してくれる事が期待出来るからです。流されない限り有効なのってお得ですよね。

詳しくは 『ホウサン 防蟻』 で検索されて見てください。

いっぱいその道の方のお話が出てくるはずです。

 

ここからは私感ですのでご了承ください。

 

いろいろ考察した結果私が良いと思えるシロアリ対策は
1)一体打ち基礎
2)ホウサンによる防蟻処理
3)シロアリ被害が想定される地域ならば構造体全部処理

一体打ち基礎は必須、2、3のホウ酸は処理は建てられる場所や周辺状態によるところでの検討が必要と言う事です。

とは言え温暖化が年々進む世界です、今までは食害の無かった地域でも食害発生が報告されているようですので時々はお住まいの周辺に湿った木材が放置されていないか?基礎周辺に蟻道(アリの道)というなんだかモコモコした見慣れぬものが基礎立ち上りに付いていないかの日常点検もお勧め致します。

特にシロアリの女王アリが分家する季節(4月から5月中旬)にはシロアリの羽アリがいないか?また周辺で見かけないか?と特に注意をされて下さい。

世の中、絶対はありません。なので最善を尽くし、選択していくしかないように思っております。
もちろん、私も同じ住まい手なので今後も有効な情報をお知らせしていくように致しますね。

ここのところ涼しい日が続いておりますね。

今日なんて雲は秋空のように澄んでおりました。

が、きっとうだるような暑い日がそう遠くなく但馬にも訪れるはず。ご自愛下さい。

 

YouTubeなんかで断熱性能のことばかり言われ続けているので、この手のお話に個人的には食傷気味なのです。

なので

いっそのこと事務所前に『高断熱、やって□』なんて木看板でもあげておこうかしら。

そもそも断熱気密なんてそう大声をあげて言うもんでなく、やってて当たり前が私のスタイルだったんですから、今更ながら・・と言う気持ちがずっとあった訳です。

けれど時流に押されて(笑)

断熱の事を前面に出そうかなぁ・・なんて思ってしまって。

らしくないなぁと思いながらです。

なので、高断熱高気密的なお話はちょっとボリュームを落として行こうかなと思っている次第です。

『断熱気密だけじゃ楽しくないなぁ』 と思いませんか?

そう、住んでいて楽しい家、が一番じゃないでしょうか?

 

と言うわけでもないのですが

先日の休日に家内と香美町村岡区にあるjinenanと言うピザ屋さんに食事に行きました。

 

こちらはご主人の実家を改装して造られたお店のようで、大きな欅の梁がかけてある古民家手前のお宅でした。

ただ断熱気密性能は?なんて野暮な事すら思い付かないほど楽しく素敵な居心地の良い場所を作られておりました。

まぁキット冬はとてつもなく寒いお宅なんだろうけど、余りある居心地に目を瞑りたくなりましたね。

多分、僕が言いたい事を具現化してくれていた空間でした。

 

極端に断熱気密の数値を追い求めるよりも与えられた予算の中で如何に健康的な空間をご提案できるか否か、また安らげる空間をつくれるか・・が私達に求められている本当の使命なのではないのかな?とピザを食べた後に思った訳です。

 

そんな思いで帰宅した私は 2年前くらいに自宅用に買っていたkikiさんの時計用スタンドを注文して仕舞いました。

まぁjinenanさんに感化されて

自分の好きなモノを綺麗に部屋に置きたい・・と言う欲望に単に負けたのです。

このスタンド、栃の木で出来ておりましてスベスベの手触りと大人しい木目がお気に入りなのです。

 

ただこの時計、明るいところでは良いのですが文字盤が濃い目の色合いの木で出来ているので何時か分からないのがたまに傷ですが、まぁそれはそれで好きだから良いのです。

 

と言う事で

楽しい家作りがやはり一番の優先事項である。

なんて思うのです。

そろそろ夏日が連続しそうな季節ですね。

高断熱の家では日射を上手にコントロールする事が必要です。

冬には室内を温めるのに最適であっても夏にうだる暑さとなっては住んでいられません。

そこでサンシェードとか外付けブラインドと言われる商品が活躍を致します。

三木市に本社のあるオスモアンドエーデル社さんのHPをご紹介致します。

外付けブラインドは羽もバタ付かず角度も調整出来たり、スマートに収納も出来たりと優秀な日射遮蔽のアイテムのひとつですね。

ただ、まぁまぁのお値段とそのスタイルで使う人と場所を選びそうです。

どちらかと言えば私は昔ながらの葦簀派。

ただ窓辺に掛けっぱなしって訳にもいかず風に吹かれてバタバタ・・。

ひと工夫が必要です。

で、私が作ってもらったのがこの『可動格子』。

 

 

この格子は間隔を大きく取った縦格子の間に細竹を2本入れて風通しと目隠し効果を狙った。

 

まずは縦格子を組み上げて行きます。

これでは丸見え。風もす通り。

格子の間に細竹を入れ込んでいきます。

 

このようにして整えて行きますと

外からは室内が全く見えませんが風は結構流れ込んでくれる格子が完成致します。

そしてもうひと工夫がしてあるのです。

この格子、横にスライドするのです。ガラガラガラと引っ張ると大きな格子が障子のように横に動いてくれますので景色を楽しみたい時ときや積極的に日射を取得したい時には有効なのです。

 

横からはこんな感じ

縁側も2段式にして腰掛けられるようにしております。

小雨程度では全く濡れませんので窓は開けたままでも大丈夫。

高気密高断熱のお住まいでは窓を開け放つのは悪のように感じられているのかも知れませんが、それは思い過ごしです。

決して閉めっぱなしを推奨している訳ではありません。

季節の良い時期には窓を全開にして深呼吸。気持ちいいですよね。

 

さて、日除けについて

最近、決まり文句のようにどの工務店さんも言われるのが太陽に素直な設計を心がけております・・・。どこかの設計士がサッシメーカーの講演で言われたのが最初なのかも知れませんがやたらパッシブ設計が論じられております。

が、多くは口先だけ・・・。

なのですが、果たして実際はどうなんでしょうか?

深すぎる軒は冬の日射取得はほとんど得られません。適度な深さが求められます。

立地にもよりますので軒の深さだけを論じてもダメな事が多いのですね。

なので

オスモさんの商品のような軒の深さに依存しない『外付けブラインド』が有効なのです。

ただそのスタイルに好き嫌いはあると思います。私はちょっと遠慮したいかな?。

葦簀やすだれが似合う家が好きだなが正直な気持ちです。

 

では。

 

みなさん、お風呂はお好きでしょうか?

私は烏の行水でしたが最近はお風呂の中で寝落ちしてしまう事が増えて来まして、いわゆる長湯状態です。少し意味は違いますが。

さて

そんなお風呂のお湯について

お湯を沸かす機械は何をお使いでしょうか?

多分、エコキュートと呼ばれる電気ヒートポンプ式給湯器をお使いのお宅が圧倒的に多い事だろうと思います。

いかがでしょうか?

私の自宅ではLPガスでの給湯器を使っております。家を建てた時にもエコキュートはあったと思いますが当時は圧倒的に機械が高く多くのお宅ではガス給湯器が採用されておりました。

その時代にも太陽熱温水器が鼠講のような販売手法で広められた時期がありましたので田舎の屋根にやたら太陽熱温水器が乗っていました。実際、太陽熱利用の温水器は有効だったので、その鼠講も大繁盛で社会問題に発展しておりました。

そんな事があったので太陽熱利用の湯沸かしというものは社会的弾かれていた時代があったように思います。

話が流氷のようにあちこち行ってしまいそうなので話を戻します。

個人的にはエコキュート嫌いなのです。あくまで私感ですが。

原発の余剰電力を使って夜間にお安くするから電気を使って頂戴っていう手法が嫌いなのでエコキュートという機械が悪いとは思っておりません。

とは言え、そもそも前日に焚いたお湯をほぼ1日置いておいた状態で使うってのもなんだかなぁですし、そもそも貯湯タンクの衛生的に大丈夫なんかなと思っております。実際そのタンクの汚さを見られた事がほとんどの方はないでしょ?

私はあるので言ってしまいますがそりゃ、ビビるくらい汚れております。

まるで下水道の宅マスの汚れの如きです。水垢だかなんだか分からないものがどっさり溜まっているのです。なので1年に一回程度は洗浄されるべきなのですが、定期的に清掃をされた方って聞いた事が私はありません。された事ございますか?

された覚えのない方はご自分でも出来るはずですので是非、早々に清掃をされて下さい。

 

 

で、ここからが本題ですが

LPガス販売店に嫁いだ姉を持つ私です。しかし脱LPガス計画を考えておるのです。

と言うか 省エネ、省LPガスとでも言いましょうか・・・。

みなさんにもお勧めしたいのですが家庭でのLPガス使用量の多分50%近くがお湯に使われております。

省エネを考える時、一番に考えるのは給湯エネルギーを何で得るか?いかに減らすか?が有効です。

低効率な太陽光も悪くは無いですが是非太陽熱利用も一考してください。

特にLPガスをお使いのご家庭においてはこの太陽熱温水器が家計的にお勧めなのです。

参考になればとネットで拾った資料を載せておきます。

繰り返しになりますが

そもそも気に入らないのが、お安いと思わせる『電気による給湯システム』は実は膨大な電力を使わせるために『深夜電力だから、余剰な電気だからと、もっともらしい事を言って単価を半額以下に設定して電力をバンバン使わせています』、そしてジワジワと電気料金を上げているのです。

太陽光発電の買電力も我々の電気代に上乗せして、そこを財源として太陽光発電電力を買っているというテイにしている訳ですから巧妙です。

そんな電気ブローカーの手に乗るか!と過激な事を言う訳では無いのですが『熱は熱で利用する』と言うシンプルな考えで太陽熱利用をしていこうと思うのです。

そして劇的にLPガスの使用量が減ります。確実に減ります。ので家計が助かります。

 

太陽熱を利用しつつ悪天候でお湯の量が足らない時はガスでお湯を沸かす。

このtypeの給湯システムはOMでも採用している方式ですが長府さんのこの仕組みの方がよりシンプルですのでお勧めなのです。

 

今日は

熱は熱で利用する。それはお湯を沸かすと言う単純なエネルギーに太陽熱は最適だ。

と言うお話でした。

 

伝わりましたでしょうか?

呑兵衛さん

この子はとっても水を欲しがるのです。

呑ん兵衛さんと言うのか飲兵衛さんなのか。

その彼はこの南京ハゼ君です。

 

去年、うちの事務所にやって来た「南京ハゼ」君。

やって来たのは何月だったろうか・・・。ふさふさと綺麗な葉っぱをつけて来てくれたけども、こちらに来てから直ぐに枝は萎れる、葉っぱは無くなる、散々でした。

結局、原因は水不足だった訳で、それからはちょくちょく足元を見て乾き具合を見ながらバケツに一杯あげることにしておりました。

少し回復した様な、まだ弱っている様な状態の彼。

枝がだれているのが見て取れる。二日酔いの状態みたいです。

 

とか言いながらも

なんとか冬も乗り越えて5月には新緑を楽しませてくれるまでに回復したのです。

何か咲きそうな感じを匂わす粋な奴です。

しかし飲兵衛ですわ。

無垢の木の日焼け

避けられないものの一つ。
それは経年変化。
住まいで言えば外壁の色あせ。特に塗装板の変色が目立つところだろう。
私達は素地の状態で納める事がある。と言っても全くの素地と言う訳にもいかず、ノンロットのクリア2度塗りで仕上げて納める事が多い。

日焼けによる木肌の黒ずみ、塗装の白濁。
そう必ず起こる事ではあるが、穏やかな変化を願いたいものだ。

今日は梅雨の一休み。
秋晴れの様な清々しい天候であった。
折角なので昨年4月にお引き渡しをした佐津の平家を訪ねた。

こちらはクリア仕上げの格子と磨き丸太があるのだ。
なかなか良い天気のもとで撮影の機会がなかったのである。

庭木に新芽が多く付いていた。

気になっていた名栗の鏡板。ツキノミ仕上げだ。変色もなく日焼けも少ない。良い状態で一安心。


磨き丸太と束石。この組み合わせも気に入っている。

縦格子も綺麗な状態を保っていてくれた。

思うに木そのものも良かったのだろうが深い軒とノンロットのクリアのお陰だろう。
経過観察をしながら良い状態を長く楽しんでもらいたいと切に願う。

heat20の地域区分

みなさん大好きな断熱のお話。

民間団体の指標として有名なheat20。私のところも当然ながら参考にさせて頂いている。

この団体が示している断熱グレードの表がこれ。

地域区分の欄で我が地域では5と6が存在する。なのでUA値は・・・・。

と素直に見ていたのですが、今日改めて見直すと

日本で一番寒い地域とされる地域区分1のG2UA値と5地域の差がたった0.06.

なのに5と6地域の差が0.12もある。確かに氷ノ山も神鍋もある地域だからかな。

と言っても網走の寒さと比べたら・・・・。

加えて6地域と7地域の差が日射の違いだけってのも・・・・。

なんだかなぁ・・とも思うが、偉い方々がいろんな計算をされた上でのことなのでわたし如きが云々言うべき事では無いのでしょうが、やっぱりなんだかなぁの気持ちが湧いて出てしまう。

 

それはさておき

過剰な数値競争は避けたいと考えている私ですが5と6地域に属している豊岡地域の私達の推奨レベルはやはり5地域で考えるべきなんでしょ?と標準化レベルとしている。

これ以上の性能を得られる断熱構成(屋根・壁・床・窓)は、やはりコストを考えると無理があると思うのです。

まぁ実感としては

天井(屋根)の熱損失の割合は過小評価されていると私感している訳なのでより天井を強化(300プラス)しますが壁は付加断熱GW換算100mmまでと考えておりまして今回、新たな仕様として採用した基礎内断熱50mmプラス床断熱仕様のお住まいでデータを取らせて頂き、実感というか体感性能の差を確認し標準化を模索しております。

低性能な我が家ですが住まい心地はそれほど悪く無いのでこの理由の模索も継続していくのですが、(多分)通風による除湿の威力だろうと思われます。

(壁は土壁で瓦屋根。隙間は計測不能な低性能住宅でも楽しい我が家)

ただこれは立地によるところが大きいので標準化は難しいでしょうね。

いずれにしても

立地における最適解を求めていくのが重要だという事は当然なのですからより以上を検討して行くことに変わりはありません。

とだらだら私感を垂れ流してしまいましたが

5地域区分のG2 UA値0.34(付近)を私達NSの標準性能としてお届けしたいと考えております。

それ以上の性能は不要と思う私ですが

ご希望があればやぶさかでは御座いませんのでご指示下さい。

 

 

観葉植物の勧め

部屋に緑があると良いですね。なんか落ち着くと言うか安らぐと言うか。

多分どなたもそうでは無いでしょうか?

大袈裟なものじゃなく、この様な小さなものでも良いなぁと私は思いますが、如何でしょうか?

冬の乾燥対策にも効果あるんじゃ無いかなぁ?

 

私は自宅で株分けをしたりして楽しんでおります。

いっぱい増えたら住まい手さんに贈りたいのです。

断熱材は何を使ってますの?

プロからも住まい手さんからも同じ様な質問(に似た)を頂く事が増えました。

なぜか?よくわからないんですが、世間的には今までは「入っていたら良い」みたいな風潮だったのになぁと。

光熱費が上がって来たからなのかなぁ? サッシメーカさんのCMのおかげかな?

 

私達の標準な断熱材は「高性能グラスウール」と呼ばれている断熱材を使用しております。

多く方はグラスウール(GW)と言うとホームセンターでも売られているあの「夏布団のような薄々」の頼りないものを想像されるでしょう。

そうこんなやつが「袋入りGW」と言われるモノです。

袋入GW(10K  厚さ100mm)

 

袋入りGWが悪いとは言っておりませんが、防湿・気密施工がしっかり出来るなら敢えて袋入りGWを使う理由がない訳で・・。

誤解をされると思いますが(私達はこの袋入りGWを)使いません。

断熱材施工の基本の「隙間なく充填する」が筋交いや窓台等の狭い部位が特に難しいのです。

そしてこれを上手く充填されている現場を見た事も無いからです。

何故でしょうね。
材料代が安いからでしょうか?
それとも
不良施工をしていると言う自覚がないからでしょうか?

その答えは現場にありますので意中の工務店さんの断熱施工現場に是非足をお運びください。

 

と言う事で

私達はこんな断熱材を基本的に使用しております。

大きなビニール袋にパンパンに詰まって配送されて来ます。

商品名はマグの高性能GW24K120mm。

業界人はこの断熱材を「裸GW」と呼びます。

今回は24Kを採用しましたが普段は16Kですので今回の24Kの方が若干性能は上ですね。

なので質問の答えは GW+フェノバ です。

 

別に裸だからすごいと言う事ではありませんが、袋入りGWと比べ(しっかりした気密防湿シートの施工が出来るならば)

断然こちらの「裸GW」施工の方がいい結果が期待できるのが事実です。

 

さて

こちらのGWは柱間に充填しますが、更に外部にも断熱材を施工する事が増えて来ました。

こちらの写真が外部の断熱材です。(付加断熱材)

 

外壁(モイス)に横胴縁を打ちつけて断熱材が嵌め込まれているのが分かられると思います。

この様にピッタリ厚さを揃え、隙間なく施工しなくては意味が有りません。

そうです、机上の断熱計算だけでは ダメなのです。

「ニワカ高断熱業者さん」はやたら商品の名前を羅列したり数値を・・・悪口めいて来ましたのでやめときますね。

が、高断熱な高性能住宅をお望みなら、実施工の現場に足を運んでください。

自分の目で意中の工務店さんの施工レベルを確かめて下さい。

見せてくれない工務店さんの事情はわかりませんが多分見せられない施工をされているからなのでしょう。

私達は見て頂きたくて、しょうがないのですが「信用しているから・・・」と言われる始末。

せっかくの真面目な施工を実感して頂ける機会なのにと少し残念な思いがあります。

これから家創りのパートナーを決められる予定の方は私達の現場に是非おいで下さい。

または契約までに意中の工務店さんの現場を訪問されて下さい。

その上でご判断されるべきなのです。

心地良いHPやFBでは実際の実力は判りませんので。

さて

先程の付加断熱材はフェノバボードと言う発泡系の断熱材です。

熱伝導率は0.019,です。高性能GW 16K120mmが0.038なので2倍の性能ですね。

この様な付加断熱仕様で窓は430トリプル。当然アンダー0.4の0.35です。

なので

と言う評価を受けておりますが、これはあくまでも設計値です。

誠実な施工を行う前提の評価ですので現場が大事なのです。

現場がデタラメなら折角の高額な断熱材はただのゴミクズになってしまいます。

許されるはずはないのです。

なので、厳しい貴方自身の目で確かめられるべきなのです。

 

最後にもう一言。

現場に行きましょう!

多くの方の興味のあるものは

1   内観

2   外観

3   住宅設備(お風呂やキッチン)

以上。

では無いでしょうか?

まずいです、それは間違いです。

お忘れでは無いでしょうか?

かっこいい外観もデザインも全て基礎コンクリートの上に成り立っているのです。

基礎?なんじゃそりゃ。でしょうか?

そもそも基礎なんて興味が無いと言われる、そう、奥様は全く興味を示してくださらない。

どちらの奥様もです。

残念至極。

基礎コンクリート。 私たちが拘る一つです。

ですがグダグダ説明しても誰も聞き耳を建ててくださらないので取りあえす写真を見てください。

これが基礎です。この基礎は約40坪の平家の為の基礎ですので少し大きめですね。

この状態は出来上がり状態なのですが、ここまで来たらあまりその出来の違いは一般の方にはわかりづらいと思います。

でもプロが見たらすぐに違いがわかるもんなのです。

これが基礎工事真っ最中、コンクリート打設の時の写真です。

型枠と呼ばれる木の枠の中にコンクリートを入れていきます。

徐々に平の部分にコンクリートがはみ出して来ているのが見て取れると思います。

このやり方が「一体打ち」言う基礎コンクリート打設方法です。

ここでは詳しく書くほどの文才は持ち合わせていないので簡単に申します。

私達が作るお住まいの基礎は「一体打ち」以外は致しません。

そうです、全棟すべて一体打ち基礎コンクリートです。

なぜか?

強固な基礎、気密性の高い基礎が出来るからです。なので必須なのです。

基礎幅180mm。

 

基礎内側高さ 450mm。

基礎外側高さ 800mm。

 

どうでしょう、継ぎ目のない綺麗な基礎コンクリートです。

こうじゃなきゃ駄目だと私は思っております。

誤解を恐れずに申し上げると

基礎ってほとんどの方が興味を持ってくださらない と前文で申しましたが多くの工務店さんも実は同じ様です。

彼らの言い草は

「基礎は基礎屋さんが作るもん、わしらはその上に立派な家を建てるのが仕事。」だそうです。

これじゃ駄目なわけですね。

まぁ興味を持っていただけないだろうけど、私はコンクリートの品質にも当たり前の責任を持ちたいと思っております。
いや、他の方のことはもう申しません。
私達だけの こだわり として置きます。

さて
基礎コンクリートは当然生コンと言うコンクリートが固まった物です。

そのコンクリートの強度とかに(影響がある)種類がある事をご存知でしょうか?

設計基準強度と言われるものがあり、18N/mm2が過去は標準とされておりました。

今は震災等の経験からより強いものとして21N/mm2が標準化されて要るとおもわれます。一度ご相談をされている工務店さんにお聞きください。

お宅の標準基礎コンクリートの設計基準強度はおいくつでしょうか?と。

お返事がなければその工務店さんにいい基礎コンクリートを作りる事は絶対に無理ですのであきらめて下さい。以上です。

 

もう一つ

耐久設計基準強度というものがあります。

これもコンクリートの品質の重要な一つです。

短期 FC 18  (計画供用期間 およそ30年)  供用限界期間 おおよそ65年

同上 FC21  (計画供用期間 およそ47,5年)供用限界期間 おおよそ82,5年

標準 FC24  (計画供用期間 およそ65年)   供用限界期間 おおよそ100年

同上 FC27  (計画供用期間 およそ82,5年)供用限界期間 おおよそ150年

長期 FC30  (計画供用期間 およそ100年) 供用限界期間 おおよそ200年

超長期FC36  (計画供用期間 およそ200年) 供用限界期間

興味ありませんよね。

でもこれだけでも覚えておいて下さい。

30年で壊す家ならばなんでも良いんですが、子供や孫にできれば住み継いでほしいと思われているのであればコンクリートは最低でもFC24。できればFC27を指定されて下さいね。

私達は27を標準としております。

基礎コンクリートの中には鉄筋が組まれております。

この鉄筋も出来れば先っぽがフック状になった鉄筋を使われる事をお勧めします。

出来ればで良いです、多分 工務店さんが嫌がられると思います。

なぜか? うーん、嫌がる工務店さんにお聞き下さい。

そんなこんなでこの状態からコンクリートを打設していくのです。

一度コンクリートを流し始めたら後戻りは出来ません。

 

基礎コンクリートの種類、打設方法に少しでもご興味が湧かれた事を願います。

 

そうそう

最後の仕上げにクリスタルシーラと言うものを塗布してより強度上げる様にしているってのも私達の拘りの一つですので写真を見ていただきます。

では

良いお住まいを作られる事を願います。

 

 

 

 

 

これからは、太陽で床暖房。OMソーラーの家

お問い合わせ下さい。