N'sPlan省エネ・エコ住宅設計室

無垢の木と塗り壁で創る日本の家

彌吉のブログ

日曜大工

今日は良いお天気で気持ち良かったですね。

久々の朝寝坊。グダグダしてても生涯無いので先日から気になっていた私の勉強部屋 兼 喫煙ルームの換気扇からの冷気侵入対策をするかと。
換気扇、無断熱仕様なので勉強部屋への冷気の垂れ下りが凄いんです。

足元が寒いだけなら我慢するんですがリビング室温にも影響する事なので重い腰を上げて日曜大工を始めました。

くだんの換気扇、外からの見た目。

換気扇が回ると蓋が開ける仕様ですがその蓋が剥き出しの鉄板。

よーく見ると
枠と本体に見て取れるほどの隙もがあります。   

うーんダメだこりゃ。
寒いわけです。
コストカットのリフォームに無断熱の壁に隙間だらけの換気扇だもの。

まぁ棟梁に後で僕が始末すると言ったので、そのままになっていたので自業自得。

因みに
拙宅は築25年の平成初期の家ですから・・・・昭和55年基準かな。

コレじゃぁねぇ。
で自宅の残りモノ資材に何か使えるものは無いかと物色すると断熱材の切れ端が残っておりした。

早速
ノコギリとカッターでだいたいの目安をつけて切り出してみました。

余り物だけに・・・・・美しく無い。

 

断熱材の厚みがバラバラ・・・。

なんとか鉄板に両面テープで貼り付けましたが余りにも悲惨な見栄え。
コレでは許せん。

 

 

再度、ゴソゴソ。
杉の薄板が出てきました。

換気扇の内枠寸法を測ると 240×240。
余りものの杉板を2枚合わせればぴったりだ。

と言う事で補強も兼ねた横桟をねじ止め。

最初からあればコレに断熱材を貼り付ければ良かったのに、まぁ出たとこ勝負の日曜大工ですからしょうがない。

でヒンジが無いので今日のところははめ込んでお終いにしようか・・・。
若干の隙間があるのでモヘアを全周に貼り付けて明日に備えます。

嵌め込んで見れば、まぁステキ。まぁまぁの出来でした。

自分の住まいだからこそ気軽に出来る日曜大工。
日曜大工が出来る程度に仕上げを残して楽しんで貰うってのも楽しいかも知れませんね。

思う事

恐ろしい事の例えで 天災(地震・雷)、火事、親父 と言われておりました。

今や日常的に各地で天災が頻発しているように感じます。

何でも無い日常を壊す大変恐ろしいモノです。

 

私達家族も以前住んでいた明石で阪神淡路大震災を経験しました。

色んな事があったのですが生まれて間もなかった次女のオフロが一番困りました。

ガスも電気も水道もストップしていたからです。

インフラのお陰でそれまで全く不便を感じた事が無かったので余計につらかった事を忘れられません。

 

便利過ぎる今の生活、全て電気に頼っております。

電気がなければ何も動かないモノだらけ。

暮らしの便利なモノは全て電気が必要。

たまたま

キャンプで使っていた発電機が大活躍をしてくれましたが、わが家の事だけで精一杯でした。

怖い思い出の一つです。

 

今、平穏な暮らしをさせて貰っておりますが天災はいつやって来ても不思議ではありません。

電気が止まったら暮らせない。

地震が来たら暮らせない。

そんな家は作るべきじゃ無いと思っております。

 

お勉強シリーズ

なんだか色んな数字や記号が飛び交っている住宅業界。
数年前から住宅性能向上のお勉強の時間が増えました。
元来 この手の事は嫌いなんですがそうとも言っておられず悶々と格闘をしております。

OMソーラが作ってくれた「 熱の伝達形態 」と言う動画がわりかし分かり易いので見てみて下さい。

エヌズプランが属しているグループであるOMソーラは故奥村先生(東京芸大)が考えられ、そのお弟子さんたちが育て上げられた太陽熱を利用した住まい心地を科学するグループであります。
以前は研究所だったり協会と呼ばれておりました。
相当有名な建築家さん達が今でも開発にかかわっておられます。
なので
最近になってやたらと パッシブ、パッシブと騒いでおられる世間様ですが
とうの昔からOMは騒いでいるのです。(笑い)

ロゴマークがこれ

あまりお目にかかっていない。でしょうか?
但馬では属しているのが私たちだけなのでマイナーな存在でしょうね。

よろしければ下記のリンクをクリックしてCMをご覧ください。

冬30秒CM

勉強家の方ならご存知のUa値。
いまや性能競争で常に戦われている工務店業界でもよく出る値、単位ですね。
私が所属している会の一つの新住協はこの道のプロばかりです。

Ua値とは  外皮平均熱貫流率。

一体なんじゃぁ? ですよね。

詳しいお話はnetでいっぱい散乱しておりますのであえてココでは記載しませんが室内の熱が床壁天井を通して外に出て行ってしまう値てな事だと覚えておいてください。

なら Ua値が小さい家が良い家なんだな。 と思われがちですがあながちそうとも言えません。

家の性能を見る数値には ηac(イーターエーシ)値=冷房期の平均日射熱取得率 と C(シー)値=気密 もあります。
そうです3点セットなんですね。

そろそろ、なんだかだるくなってきましたでしょ?

手短に言いますと
施工精度は関係なく使う材料で高められるのがUa値
設計や工務店さんの技量で変わってくるのが ηac と C なのです。

Uaはあくまで平均的な熱貫流率ですのでこれだけが高くてもどうしようない住まいが出来上がることもある。( かもしれません。 )
ちなみに豊岡の基準的なUa値は 0.87 (Q値=2.7)だそうです。
これで断熱等性能等級4と称されます。

記号ばかりで何が良いのかわからないですよね。私もあまり好きではありません。
しかしこの値のおうちが最下限の性能(2020年には最下限・絶対必要条件だったが見送られた)となるのですから当然クリアしなければならない数値なのです。

私たちがご提供出来るお住いの仕様は Q値=1+α ですので等級は設定されておりませんがあえて言うと8とか9でしょうかね。
お詳しい方ならご存知のheat20グレード1(Ua=0.46から0.48)を設計の目安としております。
お望みならグレード2も可能ですが現状ではコストアップばかりが目立つようですのでおすすめはしておりません。

もちろんC値は0.5以下の施工はお約束出来ます。
ηac値は施工場所に寄るところも大きいのでご相談の上。
総合的にシュミレーションソフトで検証して省エネなお住いのご提案が弊社なら可能です。

まぁ性能マニアの方以外にはダルいお話を長々しましたがお許しください。

最後です。

住まいは
坪単価を目安にされないで下さいね。
「でもねぇ」 とおっしゃるならば意中の工務店さんに引き渡し済みのお住いのC値だけでもお尋ねください。
測ったこともその言葉の意味も分からない「感じいいだけの営業マン」さんが意中の工務店でしたら暖かく省エネなお住いは諦めて下さい。
その工務店さんでは無理なのですから。

観葉植物はお好きでしょうか?
私はとにかく好きなのですが、まだまだ(いつまでたっても)下手の横好きのレベルに留まっております。

私の好きなモノ、もう一つ

海水魚も好きなモノの一つですが今は小休止状態。
いずれ動き出すとは思いますが阪神淡路のあの日から止まっております。

今日は
観葉植物を育てておられる方も多くいらっしゃると思いますのでなんの参考にもならないかも知れませんが、そうじゃない方にとって「良いかなぁ」と思う事をお伝えを致しますね。

水はやらない

観葉植物を育てるには大切なのは日光と温度。
水は?
そう、必要なのですが、気温の下がったこの時期には、あまり気にされなくても大丈夫。
一番悪いのが 
毎日少量ずつあげているって方。 
成長もしない寒い時期に水をあげるのは植物にとって拷問に近いものがあります。

間違えられる代表選手が 「土が乾いたらたっぷりあげる。」 と情報がNetで溢れているからかなぁ。

じゃぁどうすれば、どの程度になれば水をあげて良いのか?

ですよね。
ズバリ、鉢の土の中に指を突っ込んでも指に土が付かない程度があげていいか否かの目安。
特に寒くなって水を吸わなくなる季節(人も汗をかかなくなった季節)にあげる水の量が難しいようですね。

多分、指に土が付かない状態から3日後くらいの暖かい日の午前中に鉢から溢れでる程度のお水をあげてください。
寒い日にあげるのはダメですぞ。
あげないくらいがちょうど良いレベルです。

次に日光。
出来れば太陽光が良いのですが不順な天候が続く季節。
外は木枯らし。
そんな季節になっているので外に出されている観葉植物は室内に取り込まれているだろうとは思いますが、まだの方は明日にでも取り込まれることをお勧めします。
で、具体的に言って陽の光はどうするのか⋯。
毎日が曇天、うっかりすれば雪が降って来る季節になって夏の日差しを求めても無理って言うお話ですよね。

なので
私のお勧めはコレです。

そう、配線ダクトからの植物用LEDランプ。
但馬国の日照不足の解消法の最右翼と私は思っております。
だって寒くない程度の室内で新芽が出て来ているからです。

可愛いでしょう?

まとめ

気温が下がる冬に枯らすことの最大要因は 私感ですが 水のやり過ぎです。
そして
(相当暗くても枯れはしませんが) 
電気代をケチってLED照明を早めに早めに消灯しない事。(笑い)

で、優しい方がよくやられる失敗例

いい天気だからたまにはお外に….。
暗がりから一気に明るいところに出したら赤ちゃんだってびっくりします。
体調も崩す事でしょう。

暗いなら暗いなりの環境に植物は予想以上に慣れてくれますのでコロコロ環境を変えないことが大事です。

暖房を消したら低体温症になるようなリビングはもってのほか。
植物の調子が悪くなるようなリビングは住まい手さんの健康すら害してしまいます。

無暖房で10度以下のリビングなら今すぐおなじみの工務店さんに断熱改修をご相談ください。

ではまた。

掃き出し窓があっても外に出ない。 窓すら開け無い。
若しくは
出たくても出られ無い。 隣の家の窓があるので開けられない。
そんな住まいが多く作られています。
立地のせいでしょうか?設計の力不足でしょうか⋯。

少しだけでも他の予算を融通して外に出られる、外に出たくなる窓辺を作りたいと私は思っています。

さて
築25年の我が家。
不都合なところだらけなのですが、今の私と妻にとって「 好き 」を大事に修繕ポイントの絞り込みをはじめました。
もちろん予算は極小。使えるモノは極力再利用と言う何重苦のリフォームになりました。
多分、御参考にしては頂けないでしょうが、我が家のワガママを出来るだけ盛り込んだ状態を御共感頂ければ幸いです。

以前の窓辺がこちら。
窓辺には寒くて誰も寄り付く事は無かったのです。
まぁ 当然ですね。

屋根も無いので雨の日は開けることなど出来ません。

最大公約数を求めた結果がこの雛壇縁側です。
( 予算がキツキツなので今回は波板で屋根を葺きました。)

そんなに大きく無くてもいいんです。走り廻る歳では無いので。
時々訪れる娘夫婦と孫達が座ってお菓子なんかを食べられたら充分。

新しい大型家電も良いんですが、その予算を窓辺に掛けて得られる楽しみもありそうですね。
私は
ジャンパーを着込んで星を見ながらウイスキーってのも気持ち良いですよ。

 

現在の施工状況。
いつもの癖で大方完成した処から、もうチョイ手を入れて行きます。

御希望の方には我が家を公開致しますね。
お楽しみに。

棟梁にこさえて貰った食器棚の大組が出来たので室内に本日搬入しました。

 

シナランバーを使ってリーズナブルな造作家具を住まい手さんに納めて来ましたが、やっと我が家の番が来ました。

壁面を覆う2台の食器棚。
多分、我が家の食器だけではスカスカな予感ですが⋯。

新築でもリフォームでもジャストサイズな家具は街の家具屋さんで探すのはほぼ無理では無いでしょうか?
私と言えば幸運にも出会えたとしても価格的に無理だったりしました。

我が家のリフォーム。
もうじき完成しますのでご紹介致しますね。

冬支度

今日は朝から天気も回復したので地元区の役員でチューリップの球根植えを行ないました。

災害時の避難所に指定されている場所でもあるんですが何故か子づくりの木があったりします。

 

 

小一時間ほどで球根植えは終わったので我が家のモンステラ君の冬支度をする事にしました。

伸び放題の葉っぱと気根。上部に比べ貧弱な根元の幹が気になっておりました。

目論見としては巨大化した葉っぱを切り落とし鉢もひと回り小さなモノに植え替えて室内に取り込んで冬越えをさせ易い様に出来れば。

気根の処理と葉っぱは簡単に処理できましたがやはり細い根本の幹はポッキリと折れてしまいました。

モノはついでと妻君のコンシンネ?の鉢も小さくして冬支度をしてあげました。
冬は水を吸う力が落ちるので根腐れしてしまいますので鉢自体を小さくして水を溜めない様にした方が安心なのです。

うーむ。

しょうがない。
モンステラは生命力が強いのでこれくらいの事では枯れない⋯。
気を取り直して小鉢に植え込んで見ました。

ついでにアルテシマの葉っぱも剪定してスッキリ。

なんだかんだでやはり小一時間。

さぁシャワータイムです。
では。

格子デザイン

こんな感じの格子を思いついた。

目隠しと採光。そして 若々しくカッコいい。
そんな格子が出来ればなぁ。

主婦は忙しいのです。
朝は特に。
という事で少しでも朝の作業の時短を図るため、壁をくり抜いてみました。

正面左にトイレ、壁の後ろに洗面脱衣、そして洗濯機、お風呂が有ります。

なのでこの正面引戸を開けて右に曲がって、更に洗面所の引戸を開けて行かなくては洗面所には行けません。

なんて事は無い距離ですが朝のピーク時にはこの「なんて事無い距離」が一手間増やす事になるのです。

ではどうすれば⋯。

 

はい、もう簡単です。

壁に穴を開けて直接洗面所に行ける様にが奥様の強力なリクエスト。

大工さんにお願いして大鉈をふるって貰いました。( 実際は電動工具 )

 

 

真正面にお風呂のドアが見えますよね。

御要望通り、キッチンから一直線に洗面と洗濯機に行く事が出来る様になりました。

古いお住まいは寒いのでやたらドアや壁が多いので、使い勝手が劣ることもあります。
出来れば間仕切り壁の無い空間が暮らし易いのですが、今度は寒くてしょうがない⋯、ってとこです。

使いがってを取るか、寒さを堪えるか?難しいとこかな。

でも大丈夫。断熱をきちんと考えてリフォームすれば良いのです。

徒長枝から作った苗。
水耕栽培グループの2本を凝視すると「 あれま!カビが生えてるわ」とガッカリしながら強めの流水で洗い流そうとカップから1本引き揚げた。
で、強めの流水で洗ったはずなのに「 白いブツブツ 」は変化無し。

 

 

 

おかしいなぁとネットで情報収集。
ネット上に転がってる情報は話半分と認識してるがツイツイ頼っている私です。

え! これが根っこの赤ちゃん? だそうです。
もう3、4日すれば根っこらしく髭状に伸びるらしい。

楽しみが増えましたわ。

どちらのお宅にもある「 掃き出し窓 」。
けど、お掃除の時って掃き出します?、我が家はただの一度もありません。

縁側、窓辺。 気持ちの良い場所であるべき。と私は思うのです。
そんな想いを形にして見ようと今、模様替えを兼ねて窓辺を作り替えております。

現在の我が家の窓辺は寒いだけで、全く楽しくない場所。
寒く暑い窓辺には子供達も近寄らない無用な場所でありました。

けども、生まれ育った幼児期の思い出の窓辺は楽しい場所だったのです。
スイカを食べたり、花火をしたり。天気の良い日はゴロゴロしたり。
きっと気密も断熱も考えて作られていない窓辺でもなぜだか気持ちの良い場所だったと記憶しております。

楽しい窓辺を再現したい、増えた家族に楽しめる窓辺を感じて欲しい。
そんな思いを形にしてみようと軽いお財布なのに挑んでみました。

そんなこんなで消費税が上がると言うのに9月30日に着手。

なにせ時間も費用も無い、ケチケチ修繕なので
現場を預かる監督員と棟梁に迷惑千万のクライアントになってしまっております。

案は現場を見ながらiPadで現場に伝えます。

横長の窓、内縁側とつながる外縁側。腰掛けられるデッキ。雨が降ってもボヤッと出来る深めの屋根。

こんな窓辺になる「はず」です。

我が家では大小の観葉植物を育てている。
nsplanの事務所では庭木を育てているのだが、自宅ではそうも行かず、室内の観葉植物をという訳だ。

昨年、大阪から買って帰ってきたゴムの木のベンガレンシスが夏の間、室外で育てていたにも関わらず「 徒長 」した枝が出てしまった。
なんとも不格好。人なら背の高いのは優なのだが観葉植物の間延びした背の高さはいただけない。
という事で

本日夕方から徒長枝を切り取り、苗を作ってみた。

親株の切り口はこんな感じ。
先ずは、枝を何本かの苗にする。( 適度な長さに切る。)
出来れば根っこになる側を長くなる様に切るだけなので簡単。
ただ切れ味の良い刃物を使われることをお勧めする。
やはり切れ味がいいと枝が不必要に痛まないからだ。

で、切り口を流水で枝から出てくる白いモノを除去する事が一番大事。
次に大きくなった葉っぱを半分くらいに切ってしまう。
これは根っこが無いため十分な水分が吸えず葉っぱを枯らせてしまうからだ。
まぁこの辺りはネットに転がっている情報で充分事足りる事なので割愛。
最後に
白い樹液を洗い流したらビンに1時間ほどつけて苗に水を十分に吸わせるのがだいじかな。

水から苗をあげて土に刺すグループと水耕栽培グループに分けて見た。全滅を恐れての事だ。

土グループは赤玉土の小粒を100キンの紙コップに入れて簡易鉢とした。

この春にゴムの木の仲間のアルテシマとベンガレンシスを何本か増やしてみた。
アルテシマは全員育ったけどベンガレンシスは右から2本目の一人だけしか根付かなかった。

ベンガレンシス、難しいですね。

という事で
今回はベンガレンシスだけの作業。
土鉢グループ 6個。
水耕グループ 2個。
さぁ 根が出てくれるかなぁ。

可愛い赤い実

山法師の赤い実。
台風の風に揺すられて落ちてしまった。

まだ幹にしっかりくっついている健気な子もたくさんある。

山法師、楽しい樹です。
シンボルツリーに如何でしょうか?。

これからは、太陽で床暖房。OMソーラーの家

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