N'sPlan省エネ・エコ住宅設計室

無垢の木と塗り壁で創る日本の家

彌吉のブログ

呑兵衛さん

この子はとっても水を欲しがるのです。

呑ん兵衛さんと言うのか飲兵衛さんなのか。

その彼はこの南京ハゼ君です。

 

去年、うちの事務所にやって来た「南京ハゼ」君。

やって来たのは何月だったろうか・・・。ふさふさと綺麗な葉っぱをつけて来てくれたけども、こちらに来てから直ぐに枝は萎れる、葉っぱは無くなる、散々でした。

結局、原因は水不足だった訳で、それからはちょくちょく足元を見て乾き具合を見ながらバケツに一杯あげることにしておりました。

少し回復した様な、まだ弱っている様な状態の彼。

枝がだれているのが見て取れる。二日酔いの状態みたいです。

 

とか言いながらも

なんとか冬も乗り越えて5月には新緑を楽しませてくれるまでに回復したのです。

何か咲きそうな感じを匂わす粋な奴です。

しかし飲兵衛ですわ。

無垢の木の日焼け

避けられないものの一つ。
それは経年変化。
住まいで言えば外壁の色あせ。特に塗装板の変色が目立つところだろう。
私達は素地の状態で納める事がある。と言っても全くの素地と言う訳にもいかず、ノンロットのクリア2度塗りで仕上げて納める事が多い。

日焼けによる木肌の黒ずみ、塗装の白濁。
そう必ず起こる事ではあるが、穏やかな変化を願いたいものだ。

今日は梅雨の一休み。
秋晴れの様な清々しい天候であった。
折角なので昨年4月にお引き渡しをした佐津の平家を訪ねた。

こちらはクリア仕上げの格子と磨き丸太があるのだ。
なかなか良い天気のもとで撮影の機会がなかったのである。

庭木に新芽が多く付いていた。

気になっていた名栗の鏡板。ツキノミ仕上げだ。変色もなく日焼けも少ない。良い状態で一安心。


磨き丸太と束石。この組み合わせも気に入っている。

縦格子も綺麗な状態を保っていてくれた。

思うに木そのものも良かったのだろうが深い軒とノンロットのクリアのお陰だろう。
経過観察をしながら良い状態を長く楽しんでもらいたいと切に願う。

heat20の地域区分

みなさん大好きな断熱のお話。

民間団体の指標として有名なheat20。私のところも当然ながら参考にさせて頂いている。

この団体が示している断熱グレードの表がこれ。

地域区分の欄で我が地域では5と6が存在する。なのでUA値は・・・・。

と素直に見ていたのですが、今日改めて見直すと

日本で一番寒い地域とされる地域区分1のG2UA値と5地域の差がたった0.06.

なのに5と6地域の差が0.12もある。確かに氷ノ山も神鍋もある地域だからかな。

と言っても網走の寒さと比べたら・・・・。

加えて6地域と7地域の差が日射の違いだけってのも・・・・。

なんだかなぁ・・とも思うが、偉い方々がいろんな計算をされた上でのことなのでわたし如きが云々言うべき事では無いのでしょうが、やっぱりなんだかなぁの気持ちが湧いて出てしまう。

 

それはさておき

過剰な数値競争は避けたいと考えている私ですが5と6地域に属している豊岡地域の私達の推奨レベルはやはり5地域で考えるべきなんでしょ?と標準化レベルとしている。

これ以上の性能を得られる断熱構成(屋根・壁・床・窓)は、やはりコストを考えると無理があると思うのです。

まぁ実感としては

天井(屋根)の熱損失の割合は過小評価されていると私感している訳なのでより天井を強化(300プラス)しますが壁は付加断熱GW換算100mmまでと考えておりまして今回、新たな仕様として採用した基礎内断熱50mmプラス床断熱仕様のお住まいでデータを取らせて頂き、実感というか体感性能の差を確認し標準化を模索しております。

低性能な我が家ですが住まい心地はそれほど悪く無いのでこの理由の模索も継続していくのですが、(多分)通風による除湿の威力だろうと思われます。

(壁は土壁で瓦屋根。隙間は計測不能な低性能住宅でも楽しい我が家)

ただこれは立地によるところが大きいので標準化は難しいでしょうね。

いずれにしても

立地における最適解を求めていくのが重要だという事は当然なのですからより以上を検討して行くことに変わりはありません。

とだらだら私感を垂れ流してしまいましたが

5地域区分のG2 UA値0.34(付近)を私達NSの標準性能としてお届けしたいと考えております。

それ以上の性能は不要と思う私ですが

ご希望があればやぶさかでは御座いませんのでご指示下さい。

 

 

観葉植物の勧め

部屋に緑があると良いですね。なんか落ち着くと言うか安らぐと言うか。

多分どなたもそうでは無いでしょうか?

大袈裟なものじゃなく、この様な小さなものでも良いなぁと私は思いますが、如何でしょうか?

冬の乾燥対策にも効果あるんじゃ無いかなぁ?

 

私は自宅で株分けをしたりして楽しんでおります。

いっぱい増えたら住まい手さんに贈りたいのです。

断熱材は何を使ってますの?

プロからも住まい手さんからも同じ様な質問(に似た)を頂く事が増えました。

なぜか?よくわからないんですが、世間的には今までは「入っていたら良い」みたいな風潮だったのになぁと。

光熱費が上がって来たからなのかなぁ? サッシメーカさんのCMのおかげかな?

 

私達の標準な断熱材は「高性能グラスウール」と呼ばれている断熱材を使用しております。

多く方はグラスウール(GW)と言うとホームセンターでも売られているあの「夏布団のような薄々」の頼りないものを想像されるでしょう。

そうこんなやつが「袋入りGW」と言われるモノです。

袋入GW(10K  厚さ100mm)

 

袋入りGWが悪いとは言っておりませんが、防湿・気密施工がしっかり出来るなら敢えて袋入りGWを使う理由がない訳で・・。

誤解をされると思いますが(私達はこの袋入りGWを)使いません。

断熱材施工の基本の「隙間なく充填する」が筋交いや窓台等の狭い部位が特に難しいのです。

そしてこれを上手く充填されている現場を見た事も無いからです。

何故でしょうね。
材料代が安いからでしょうか?
それとも
不良施工をしていると言う自覚がないからでしょうか?

その答えは現場にありますので意中の工務店さんの断熱施工現場に是非足をお運びください。

 

と言う事で

私達はこんな断熱材を基本的に使用しております。

大きなビニール袋にパンパンに詰まって配送されて来ます。

商品名はマグの高性能GW24K120mm。

業界人はこの断熱材を「裸GW」と呼びます。

今回は24Kを採用しましたが普段は16Kですので今回の24Kの方が若干性能は上ですね。

なので質問の答えは GW+フェノバ です。

 

別に裸だからすごいと言う事ではありませんが、袋入りGWと比べ(しっかりした気密防湿シートの施工が出来るならば)

断然こちらの「裸GW」施工の方がいい結果が期待できるのが事実です。

 

さて

こちらのGWは柱間に充填しますが、更に外部にも断熱材を施工する事が増えて来ました。

こちらの写真が外部の断熱材です。(付加断熱材)

 

外壁(モイス)に横胴縁を打ちつけて断熱材が嵌め込まれているのが分かられると思います。

この様にピッタリ厚さを揃え、隙間なく施工しなくては意味が有りません。

そうです、机上の断熱計算だけでは ダメなのです。

「ニワカ高断熱業者さん」はやたら商品の名前を羅列したり数値を・・・悪口めいて来ましたのでやめときますね。

が、高断熱な高性能住宅をお望みなら、実施工の現場に足を運んでください。

自分の目で意中の工務店さんの施工レベルを確かめて下さい。

見せてくれない工務店さんの事情はわかりませんが多分見せられない施工をされているからなのでしょう。

私達は見て頂きたくて、しょうがないのですが「信用しているから・・・」と言われる始末。

せっかくの真面目な施工を実感して頂ける機会なのにと少し残念な思いがあります。

これから家創りのパートナーを決められる予定の方は私達の現場に是非おいで下さい。

または契約までに意中の工務店さんの現場を訪問されて下さい。

その上でご判断されるべきなのです。

心地良いHPやFBでは実際の実力は判りませんので。

さて

先程の付加断熱材はフェノバボードと言う発泡系の断熱材です。

熱伝導率は0.019,です。高性能GW 16K120mmが0.038なので2倍の性能ですね。

この様な付加断熱仕様で窓は430トリプル。当然アンダー0.4の0.35です。

なので

と言う評価を受けておりますが、これはあくまでも設計値です。

誠実な施工を行う前提の評価ですので現場が大事なのです。

現場がデタラメなら折角の高額な断熱材はただのゴミクズになってしまいます。

許されるはずはないのです。

なので、厳しい貴方自身の目で確かめられるべきなのです。

 

最後にもう一言。

現場に行きましょう!

多くの方の興味のあるものは

1   内観

2   外観

3   住宅設備(お風呂やキッチン)

以上。

では無いでしょうか?

まずいです、それは間違いです。

お忘れでは無いでしょうか?

かっこいい外観もデザインも全て基礎コンクリートの上に成り立っているのです。

基礎?なんじゃそりゃ。でしょうか?

そもそも基礎なんて興味が無いと言われる、そう、奥様は全く興味を示してくださらない。

どちらの奥様もです。

残念至極。

基礎コンクリート。 私たちが拘る一つです。

ですがグダグダ説明しても誰も聞き耳を建ててくださらないので取りあえす写真を見てください。

これが基礎です。この基礎は約40坪の平家の為の基礎ですので少し大きめですね。

この状態は出来上がり状態なのですが、ここまで来たらあまりその出来の違いは一般の方にはわかりづらいと思います。

でもプロが見たらすぐに違いがわかるもんなのです。

これが基礎工事真っ最中、コンクリート打設の時の写真です。

型枠と呼ばれる木の枠の中にコンクリートを入れていきます。

徐々に平の部分にコンクリートがはみ出して来ているのが見て取れると思います。

このやり方が「一体打ち」言う基礎コンクリート打設方法です。

ここでは詳しく書くほどの文才は持ち合わせていないので簡単に申します。

私達が作るお住まいの基礎は「一体打ち」以外は致しません。

そうです、全棟すべて一体打ち基礎コンクリートです。

なぜか?

強固な基礎、気密性の高い基礎が出来るからです。なので必須なのです。

基礎幅180mm。

 

基礎内側高さ 450mm。

基礎外側高さ 800mm。

 

どうでしょう、継ぎ目のない綺麗な基礎コンクリートです。

こうじゃなきゃ駄目だと私は思っております。

誤解を恐れずに申し上げると

基礎ってほとんどの方が興味を持ってくださらない と前文で申しましたが多くの工務店さんも実は同じ様です。

彼らの言い草は

「基礎は基礎屋さんが作るもん、わしらはその上に立派な家を建てるのが仕事。」だそうです。

これじゃ駄目なわけですね。

まぁ興味を持っていただけないだろうけど、私はコンクリートの品質にも当たり前の責任を持ちたいと思っております。
いや、他の方のことはもう申しません。
私達だけの こだわり として置きます。

さて
基礎コンクリートは当然生コンと言うコンクリートが固まった物です。

そのコンクリートの強度とかに(影響がある)種類がある事をご存知でしょうか?

設計基準強度と言われるものがあり、18N/mm2が過去は標準とされておりました。

今は震災等の経験からより強いものとして21N/mm2が標準化されて要るとおもわれます。一度ご相談をされている工務店さんにお聞きください。

お宅の標準基礎コンクリートの設計基準強度はおいくつでしょうか?と。

お返事がなければその工務店さんにいい基礎コンクリートを作りる事は絶対に無理ですのであきらめて下さい。以上です。

 

もう一つ

耐久設計基準強度というものがあります。

これもコンクリートの品質の重要な一つです。

短期 FC 18  (計画供用期間 およそ30年)  供用限界期間 おおよそ65年

同上 FC21  (計画供用期間 およそ47,5年)供用限界期間 おおよそ82,5年

標準 FC24  (計画供用期間 およそ65年)   供用限界期間 おおよそ100年

同上 FC27  (計画供用期間 およそ82,5年)供用限界期間 おおよそ150年

長期 FC30  (計画供用期間 およそ100年) 供用限界期間 おおよそ200年

超長期FC36  (計画供用期間 およそ200年) 供用限界期間

興味ありませんよね。

でもこれだけでも覚えておいて下さい。

30年で壊す家ならばなんでも良いんですが、子供や孫にできれば住み継いでほしいと思われているのであればコンクリートは最低でもFC24。できればFC27を指定されて下さいね。

私達は27を標準としております。

基礎コンクリートの中には鉄筋が組まれております。

この鉄筋も出来れば先っぽがフック状になった鉄筋を使われる事をお勧めします。

出来ればで良いです、多分 工務店さんが嫌がられると思います。

なぜか? うーん、嫌がる工務店さんにお聞き下さい。

そんなこんなでこの状態からコンクリートを打設していくのです。

一度コンクリートを流し始めたら後戻りは出来ません。

 

基礎コンクリートの種類、打設方法に少しでもご興味が湧かれた事を願います。

 

そうそう

最後の仕上げにクリスタルシーラと言うものを塗布してより強度上げる様にしているってのも私達の拘りの一つですので写真を見ていただきます。

では

良いお住まいを作られる事を願います。

 

 

 

 

 

 住まいを考える時、外観も重要ですが部屋はどの様に考えられていますか?

多く方は『壁はビニールクロスと床は合板フローリング。天井もビニールクロス。』では無いでしょうか?

たいていの工務店やHMはこの調子の様に聞いております。

決めるのは色と柄。

それで良いですか?それしか選択肢がありませんか?

 

うちは小さな子供だからどうせ汚してしまうから・・。

とか

お掃除が楽だから・・・。

なんとかかんとか言って、ご自分の気持ちを誤魔化されていませんか?

観葉植物を置いたら虫が出て来そう・・・とか

まぁまぁ色々と言われるかも知れませんね。

 

果たして木の家の部屋は汚れやすいものなのでしょうか?

答えは

なにも変わりません。

やけにアッサリ答えを言い出しましたが私の家のことだから即答出来るのです。

 

なのでお掃除とか・・・って本当に住みたい部屋は木の部屋なのに尻込みしてしまっておられる奥様。

大丈夫です、木の部屋に住んで見てください。

 

木に囲まれた部屋って本当に落ち着きますよ。

 

 

このLDKは豊岡の正法寺のお宅、大規模リフォーム、と言うかリビルトに近い工事となりましたが、ご覧の様に生まれ変わりました。

床はスギの板。

節もありますし、色も赤だったり白っぽかったり写真では見えますよね。

これは半年もすれば落ち着いてきてほとんどの方は全く気にされなくなります。

ただ、節がどうしても嫌だあ と言われる方には節の無いものもだったり節が目立たない木の床をご紹介致します。

ただ一番おすすめなのはやはり 杉のフローリング。 です。

30mmの厚い杉板のフローリングは特に足触りが良いのです。

冬もいいんですが夏が一番気持ちがいいですね。

なぜか?

さらさらなのです、足がベタベタしないのです。だから

気持ちが良いのです。

現在、ビニールクロスと合板フローリングにしようかなぁ?と考えられている方や工務店さんからお勧めされているのであれば一度私の事務所にもおいで下さい。

 

なんなら我が家にご招待を致しますので是非体感されてからお決め頂く事をお勧め致します。

一度やっちゃったら取り返しが効かないので、是非。

 

LDK 考える。

いつもながらも悩みまくりながら空間を創っていく。

何度も組み立てては壊す。

PC上だから出来る事だから気兼ねなく。

いろんなサイズのLDKを考えて来たが

人間のサイズはそうは変わらないのに生活スタイルは全く違う。

当然なのに新しい家族ごとの大事なところをお聞きする度に新鮮な気持ちになる。

 

決して広く無いリビング。
小物に溢れかえってしまい乱雑になりがち。
大きくても小さくても不思議に乱雑になってしまうものだ。

青年期に習った事が時折蘇るのだが、なかなか上手くアウトプット出来なくもがく。

組み立てては壊す、そしてサイズを変え試して見る。
煮詰まる・・・・・。

 

気分転換に

ご家族を思いながら取り寄せた『真鍮のランプ』を何処に使うか、高さはどうか・・。

ここに使うと喜んでくれるかなぁ、

なんて時が楽しいのだが徒労に終わる時も、まぁまぁあるのだ。

 

現物をいじりながら頭の中を整理してまた画面を前にする。

PCの中だから気兼ねなく試行錯誤が出来るのであるが、なかなか骨が折れる作業である。

 

お子さんの学童期はまだ先だしなぁと思いながらも、実は直ぐに必要になるのが勉強コーナーと言うか書き物をする場所。
ついつい食卓で兼用してしまう我が家のテツは踏まれない様にと収納家具に仕込んでみようか。

こんな使い方して欲しいなぁ・・と思いながらスケッチを足して見る。

もう少しで辿り着くだろうか、それともまだまだか。

 

 

あれこれ使い方・収納を考えながら画面から目を離す。
現実世界の自室を見返すと愕然となる。

 

我ながら乱雑だ。誰かデザインしてくれないだろうか・・・と言いながら夜もふける。

今日は所用のついでと言ってはなんだけど、鳥取の建築大好き社長に会いに行った。

ノーアポでしかも午前11時30分。恐る恐る玄関を開けようとしていると奥様が私を見つけてすかさず『どうぞ』と招き入れてくれる。

いやぁアポも取ってない非礼な私をグイグイ引き入れてくださるのだ。

ついつい、その居心地の良さにお昼を過ぎ13:40。流石に申し訳ないので重い腰をあげたのだが、外に出ても建築談義が続いたのだ。

 

 

会話の詳細はここでご披露する訳にはいかないが、やはり鳥取の社長も私と同じ数値競争嫌いであった。

元々数値だけですま居心地を語らない方であったので、私と同じ感性をお持ちの方だとは思っていたが今日もその意を強くした訳だ。

 

誤解をされると困るので今更ながらに言うのだが、数値は嫌いだが、数値だけで語るのが嫌いな訳で、その気になれば幾らでもお望みどおりに数値を追いかける事は可能なのである。

これまた同意見なのだが、我々はその数値の先にあるものを提供すべきだと言う事に意味を感じているのだ。

以前にこのブログで書いた事があるが例えばプリウスも否定しないが乗って楽しいとは思わない車だ。そう、乗りたい車では無く、あくまで効率的な移動手段の一つだと言う事は認めるのだ。

でも自分の感性には合わないので自分の車としては購入意欲が沸かない車なのだ。

同じガソリンを食わない移動手段ならいっそのこと電気自動車の方が良いのだ。

日産リーフには新旧2台試乗だけだが1週間試乗をした。

もちろんテスラなら言うまでも無く大歓迎、それはチャチなエンジン車を凌駕する走る性能を持っているからだ。

 

でき得るなら

高燃費であり、住うことに楽しみを感じられる。そんな住まいを作りたいと切に思う今日この頃である。

もしここまで読んで頂いている方(いらっしゃるのであれば幸いだが)もう一言。

数値は良いようだけど、それだけだね。

なんて家が量産されない事を願うばかりである。

数値性能より大事なのが感性性能である。

と私は信じる。

住まいの性能

ネット上で住まいの性能が注目されておりますね。工務店社長や設計事務所さんが、「にわかYouTuber」となられております。

本当、今やネット時代。

いろんな会社さんのHPで競われているQ値、U値、C値、等々。

これから住まいを創られようと考えて居られる方は「数値が気になってしまって・・」。

では無いでしょうか?

そして、その数値に振り回されて右往左往。

何が良いのか悪いのか?

そのうち「まぁどうでも良いか?」となってしまって居られませんか?。

それで良いんです、正解です。数値競争なんて不毛な戦いです。

 

極端な言い方ですが 私も数値はどうでも良いと思うところがあります。

性能値は実験室で同様な条件下で測定されたものなら競争されるべきものかも知れませんが、住まいは周辺環境にすごく影響されるものですから、単にU値が良いから「すま居心地もいい」なんて事は実際にはあり得ませんし、同じ地域でも西向きのお宅や南向きのお宅では同じ性能であってもすま居心地は全く同じなんてあり得ません。

極端な話ですが「隙間風だらけの家」だって「天井にしか断熱材が入っていない家」だって、その置かれた環境によっては快適な住まい、居場所である可能性だってあるわけです。

なので

「数値の代償」に過ぎた対価を用意すると言うストレスを感じながら住まい作りをされなくて良いと私は思います。

 

確かに断熱性能をあげた住まいは快適です。

気密性能が高い住まいは正常な換気が行われます。

それが貴方のストレスを溜めない程度の対価で実現出来るのであれば是非こだわりを持って住まい作りを進めて頂いて結構です。

ただ、カタログ数値に踊らされないで下さい。

工務店、HMが提供する資料を鵜呑みにしないで下さい。商売のネタとしての数値かも知れないからです。

 

本当に必要なのは数値ではなく実感・体感で得られるであろう「心地よさ」なのですから。(その物差しになるであろう目安が住まいの性能数値だと言う事は承知の上で申しております。)

数値として表されて実感できるのは限られた条件下の体感温度だけかなと思っております。

私の現在の住まいは「現在語られている数値で言えば劣悪」です。

断熱材だって必要最低限しか入っておりません。

気密性能は測定すらしておりません。

ですが窓を開け放てば爽やかな風がとおり、心地よいのです。

夏だってクーラーをかける日は数えるほどです。多分、年に3日程度。

お伝えしたい事は

G3やパッシブハウス基準のUa値は・・・(気にされるべきは)とかの数値だけじゃ無いって事です。

数値に振りまわされがちな貴方が求める住まいが 「家族が健康で穏やかに過ごせる場所」であるのであれば

数値で言えば(結局、数値?! 笑)heat20のG1で良いのでは無いでしょうか?気密はボード気密で得られるC値1.0程度。

ただしそんな数値も「袋入りGWが標準」で「気密?」な工務店さんでは無理かも知れません。

工務店選びだけにはお気をつけ下さい。

とは言え、この数値性能であれば大袈裟な費用をかけなくても実現できる住まいの性能です。

可能であれば太陽のおかげを頂けるOMソーラを代表とする空気集熱式と呼ばれる装置で室内を温める仕組みをぜひ導入検討して下さい。

小春日和な暖かさを無料で体感できますよ。

前回に続き、「考えるシリーズ」です。

(断って置きますがあくまで私の主観と好みが多く含まれております)

 

さて

最近のお住まいに好まれて使われている通称「サイディング」。

サイディングって確か壁材って意味だった様にも思いますが、通称サイディングは各社からいろんな色柄が発売されとります。

それはもう厚いのから薄いのまで多種多様。

安いのから超高額だったり、まるでコンクリートの様なものだったり杉板に見間違えるものまでカメレオンの様に凄いものです。

 

そう、お察しの通り私は通称サイディングが嫌いです。

なぜか?本物に似せようとする姑息な発想がそもそも嫌いなのです。

けれどサイディングと言う製品が悪いわけでは決して無いのです。

それを(偽物)をさしたる抵抗も感じずに場所も用途も考えずに「こんな色柄いかが?」とお気楽にお勧めしてしまう輩が嫌いなのです。

主観過ぎたのでご気分悪くされましたらお許し下さい。

嫌いなものは嫌いと言ってしまう厄介なところがありますので。

 

では何が好きなんだ?

何を良いと思っているんだ?

なぜそう思うのか?

やはり一番良いなぁと思っている外壁は「シラスそとん壁」です。

落ち着いた色合いというか質感がぬかり無い。

そう、漆喰の白さではなくテカテカの質感でも無く、無骨なオヤジっぽい渋さがあるそんな仕上がりが長く続くのでベタ惚れです。

気温が低い時には施工に大変注意し無いと大変残念な仕上がりになってしまう難しいところはありますが、施工管理をきちっとすれば、そう恐れることは白色に限って言うとないですね。

そとん壁は色によっては難しい。

茶色は冬季施工はされ無いのが安全です。

私達も大失敗を致しました。

リカバリーに倍以上の心労を経験しましたので茶色だけは超慎重になります。

秋口着工であれば仕上げ塗りは4月位にさせていただける余裕がないとお受けすることは出来かねますが、この茶色もとっても良いんですよね。

私が所属しているグループの大先生「伊礼智」が好んで使っているのもこの茶色です。

このお宅は関東の工務店さんのモデルハウスとして建てられました。

全く同じものも私達で作る事も出来ますのでお問い合わせ下さい。

さて

下の写真は香住で作った私の父親の終の住処です。

若干、和に振ったデザインですが似合っていると思っております。

ただ仕上げ方法が伊礼さんのお宅とは違いますが、お気づきでしょうか?

伊礼さんはスチロごて仕上げをお好みとされておりますが私は掻き落とし仕上げを好んで採用しております。

が、決して対抗なんてしているつもりは毛頭御座いません。

スチロごても良いですが、掻き落としの方が質感が良い様に私は思って居るだけ。(笑)

追伸)

外壁のそとん壁に相性の良いのがやはり無垢の板ですね。

特に但馬地方で昔から多く使われている杉板の鎧張りと言う仕上げ方がそとん壁にもお似合いです。

また板を縦ばりにするとなぜかお洒落な出立にもなるのです。上の写真は松山にある伊丹十三さんの記念館。シャッキリして綺麗ですね。

私の大好きな中村弘文先生のデザインです。

 

杉板はそれだけでも良いし、そとん壁と合わせて使うのも良いですね、とっても良いです。

こちらのお宅は杉板と焼杉板を貼り分けております。

お気づきでしょうか?

杉板だけでも良いんです。

そとん壁プラス杉板外観をご紹介しておりましたが、実は杉板だけの仕上げも良いんです。

これは佐津のお宅ですが、上部を鎧張りとし正統派杉板仕上げとしております。

よく見られる壁に似ているでしょう?

けどちょっと違う収め方をしているのですが、内緒です。と言うかヨーク見ていただいたらすぐに分かるんですが・・・。

 

夏の夕暮れ時。

やっぱり明るい玄関がいいですよね。

けど、電気代がって気にされる向きもあろうかと思いますが、一晩五円以下程度なら毎晩つけてもお許しいただけるでしょうか?と奥様にご了解を頂いた上で照明計画をした事を思い出しました。

やっぱり、明るい玄関、いいですよね。

と言う事で

外壁はそとん壁、一部杉板なり無垢板。これが現在の私が最高に良いと感じている外壁です。

とは言うものの

一度はウッドロングエコという自然系保護塗料を使った板張りをさせて頂ける機会があれば・・・と望んでいるわけですが。

では、おやすみなさい。

 

窓を考える。

「窓を考える会社」 と言えば数年前 TVCMで盛んに言われていたYKK APさん。

この会社さんはあのファスナーでトップシュアのYKKさんのグループなんですよね。

ご存知だとは思いますが。

 

他にLIXILさん、三協立山さん、樹脂専門のエクセルシャノンさん。

木製サッシで有名なアイランドプロファイルさん、ガデリウスさん等々

沢山の会社さんが窓を扱われています。

で、エヌズプランはどこの窓を使っているのか?

今あげたメーカさんでシャノンさん以外は実際に使わせて頂いております。

採用するしないの判断基準は?

その目的に合った窓を選ぶ。と言う事でしょうか。

実際サッシの性能についても気にはします。

勿論、住宅の省エネ計算をする上で窓の性能は大きくその数値に影響を与えますので。

最近の比較的多いであろう建て方のお住まいは

片流れ(一方方向に屋根の勾配がある形)の屋根に縦すべり出し窓が点在。

ではないでしょうか?

一番お安く、また高気密高断熱ができる手法だからと思います。

けれど、どうでしょうか?素敵でしょうか?

かなり設計というかデザイン力がある方がプランニングしないと野暮ったい、不細工な家の出来上がりになります。いやなっておりますね。

 

窓の話から脱線しそうになりますので話を戻します。

 

窓を考える。

では何を考えるのでしょうか?

貴方は窓に何を求められますか?

明かり取り?風通し?それとも要らない?

 

そう、窓って必要ですか?

ほとんど開ける事の無い暮らしの中で窓って必要か?という風にも言われております。

で、じゃぁお前は?

私は絶対に「窓」は必要だと思う派です。

最近大流行の「すべり窓」は気密も取り易いのですが、そればっかりの家なんて耐えられません。潜水艦や飛行機じゃ無いんだからと、ついつい思ってしまいます。思われませんか?

私は2階の屋根にも出て行きたいのです。

そう屋根のメンテナンスの必要もありますし、ただ単に屋根から町を見たいのです。

そんな風な事は縦すべり出し窓では無理ですからね。

だから引き違い窓を採用します。

勿論なるだけ少なくしますが暮らしの上では必須の窓ですね。

 

性能は?

当然性能も気にしますよ。性能の良い窓も好きです。高額な窓も知っております。

ですがそれ以上に機能と見た目を優先するクセがあります。

あくまでクセです。

勿論、何故にこの窓を選んだ という理由もご説明致しますのでご安心下さい。

そこで性能はどうなんだ、どこが良いんだ?というところですね。

性能の重要な数値に「熱貫入率」がありますがメーカさんから公表されておりますので、ネットでお調べください。簡単に出てまいります。

私達は、これを所属する新住協のQ  PEX(といソフト:窓の性能によっての家全体の性能値を求めることが出来る。)で立地や形、日射の入り方等をシミュレーションして最適な窓を選んでいくのですが・・・。

あくまで目安として使わせてもらっております。

私は温熱バカではありませんので目安だけです。

実際、私の住む家は土壁の基本シングルガラス窓主体の家です。

ですので最近の窓での最低レベルとされる「ペアガラスサッシの断熱性の高さ」は実感しております。

(まだ建て替えれませんので我が家は実験場見たくなっております)

ましてやトリプルだったりアルゴンガス入りやクリプトンガスなんか入った窓なんて憧れております。ですが、それほど(価格はべらぼうに高くなりますが)ペアガラスと生活上の実感は実際そうは変わりません。

いや誤解を招きそうですのでしっかりお伝えしますが、間違いなく光熱費や生活感は良いガラスを使えば向上するはずです、事実でしょう。

ただしそれはかなり高次元の話であって多くの(我が家を含めての)無断熱住宅から言えばガラス云々より先ずはしっかりした断熱の住まいを作ろう!からなのです。

言いたい事は

「窓だけ高性能に変えてもダメ」だよ。って事です。

まぁ程度があるって事です。

今の時代でも我が家に近い性能の様な無断熱住宅とか日射も含め特に何も考えないアンチパッシブ系の家ならば「サーモスⅡーH」と言われる樹脂アルミ複合窓で充分「甲斐があるわぁ」と喜ばれる事でしょう。

そうそう最近の窓は半外付けって言われる仕様で外壁をいじらなくては取り付けられません。

なのでお手軽窓リフォームはやはり「インプラス」って呼ばれる内窓製品が最有力かと思います。

話は新築に戻します。

ハイコスパで多く使われているのが「ykkap330」。人気です。

私達はYKKさんのトリプルガラス仕様の430っていうサッシを全ての窓に使う御宅を今月末に上棟致しますので後日ご報告いたしますね。

さてYKKさんは神戸工場を作られてからかなりコストカットされお手軽に樹脂サッシが供給される様になりました。新住協の皆さんの主流もYKKさんの様です。

ただしLIXILさんの樹脂サッシ「エルスター」のその製品思想というのか設計の良さというのか、コスト的には少し高いけど強く支持される会社さんも多くあります。私もその1人です。

その他、意匠性を考えるとやはり主流は外国製とはなりますが木製サッシ。アイランドプロファイルさんの様な国産メーカさんも数社ありますが流通しにくいところがネックとなって気楽に採用し難いとこが残念ですね。

私も我が家に3枚採用させてもらっております。

 

最後に

窓を考える、暮らしを考える。それは家の性能だけでは測れない要素も多くある様に私は思っております。

ホテルの様な数日間だけ暮らす場所なら高気密高断熱を簡単に実現できますが、毎日暮らしていく自宅用の窓って考える点だったり必要だったりする点って多くあると思うのです。

断熱性能はかなり落ちますが大好きなサッシでLIXILさんのオープンウィンっていう全開できる掃き出し窓があります。

この窓は一世代前のアルミサッシ。

この窓の高性能版でLWという製品が昨年造られましたが3倍くらい高くなってしまっていて、お気軽にってわけには行きません。

願わくば「オープンウィン」の樹脂複合版の製品化です。

最高なのになぁ。

という事で窓についての徒然を書いてみました。全く参考にならなかったとお叱りの声もありそうですがお許しください。(笑)

 

私なりの結論と言うかは下記に纏まります。

1)家の性能に合わせた窓を選ぶ。

2)窓の性能数値だけでは選ばない。

3)小さな窓を複数個配置しない。

4)引き違い窓も恐れず採用する。

5)窓の性能だけに頼らず開口部全体として意匠も考える。

てな感じです。

 

では住宅性能についての要素の一つとして「窓」を考えてみました。

YouTuber

コロナ、いかがでしょうか。

全国的に小康状態の様な雰囲気が漂っておりますが、まだまだ安心できる状態ではありませんね。
ご自愛下さいませ。

さて、コロナ自粛ムードの中、建築業界からも多くのYouTuberが誕生して来ておりますね。

兵庫県での有名ところでは西明石の松尾設計事務所さんだったり姫路のクオホームさん。

毎日毎日、精力的に情報を発信されております。有用な情報も多く公開されておりますので一度は覗かれることをお勧め致します。

けれど

やはり市街地の建築屋さんであったり設計士さんですので、但馬の気候風土とは違った観点でお話しされているなぁと若干の違和感を私は感じることも多いです。
まぁ強ち間違いを言われているわけでは無いのでご参考にされて下さい。

 

そう言いながら私が感じた違和感は
エコな家を建てられないのなら(予算がないなら)建てないほうが良い。と受け取れるお話。

だろうけど、そう言っちゃおしまいですよね。

誰だって快適で健康寿命が長く光熱費だって少額。10年経たないうちに逆に貯金が出来るハイコスパ住宅。なんせ半袖でゴロゴロして暮らせて行けるんだから初期投資は無駄じゃない。
なんてPHJの講演会なんかで少し勉強をされた方なら分かっている、いや理解されている方もいらっしゃる事だろう。

だけど(ここからは私感です)
坪単価で言うと 100万円を超える住まいなんて易々と建てられる家族などこの但馬で何組あるだろうか?

我々建築に関わるものは、いや住まい作りを真剣に考えている者達は易々と建てられないご家族の為に予算に合わせた最高の住まいを考え、そして実現できる様に努力していく事が大切なのではないだろうか?

断熱も気密も大切、勿論空調設備も。そして創エネ。やれ消費エネルギーがどうだこうだと言われても何組のご家族が専門家でも難しいと言われる事柄を正確に理解して予算の中で取捨選択できるであろうか。

とは言え、専門家と(住まい手候補のご家族から)思われる我々工務店の中でも勉強熱心で先導的な考えや技法を習得されている方も決して多く無いのが残念な事なのだが。

 

YouTuberの先生達に触発された訳では決して無いのだが、私も自論もお伝えしておきます。

この但馬でエコで健康的な住宅は「32坪で4000万円以上」の予算が必要だろうと思う。
(なかなかドキドキする価格である。)
で、
低断熱低気密住宅と比べ数十年暮らせば 反対に「お得になる」と解っていてもこの御時世、先が見えないのに4千万以上の高額な住宅ローンは払えるけど組みたく無い。
けれど どこでもある様な安っぽい家なんて欲しくない。

予算の目安は3千3百万円(税込)程度かな。

と言う様なかなり勉強をされたご家族様・貴方。

新住協の断熱技術とOMソーラを駆使して
6地域G2、PV 4kwh・ZEH認定、BELS5つ星・第1種換気・高寿命基礎コンクリート、全館空調(OMX もしくはG−Air)
の快適エコな住まいを本気で作らせて頂きますのでお問い合わせ下さい。

ただし着工は来春から完成はお盆前です。

特に何も考えず家を建てる段取りがどんどん田舎で進んでいた。

と言う所謂、「人任せ家創り」で行われた自身の失敗を縷々お伝えしてもご参考にして頂くなんて。

と思い直しました。

まぁ何とかして大工さんは建ててくださったし、これと言って不具合を感じる事なく過ごせています。

寒い暑いはどうしようもなく築23年を迎えた昨年に泣けなしの予算を掛け、リビング・ダイニングだけ少し断熱改修を行いました。

私が建てた時代は断熱に対して日本国中が不感症だったので特段、私の家が酷いわけではなかったのですが、今の私があるのは(まぁ大した事はまだまだ無いのですが)この寒い家のお陰であるのは間違いないところですから、結果オーライだったと想うことにします。

 

ただ

私が忘れていたのだろうけど、当日に上棟日だと知り慌てて駆けつけたのは誰のせいだったのだろうか・・・。未だゲセン上棟日でした。

家をやっぱり建てるんだ。

と決められましたでしょうか?

 

それとも やめとこうか…。

 

 

では。

家を建てようと決められた理由はご家族で色々おありだろうと思います。

動機、それは大変大事なことですので、しっかりご夫婦で覚えておいてください。

メモにでも残して決して忘れない様にして下さい。

そう、ご夫婦の想いは大切にしておいて下さいね。

 

さて

一生に一度。多くの方は一度だけだと思います。

私も自分の家はやはり一度です。

と言っても全く勉強もせず、言われるままに…だった様な。

自分の失敗談ですのでお恥ずかしいのですが、反省も含めて思い出すままに書いて見ます。

 

 

当時、私は結婚して(多くの方々がそうだった様に)子供が出来、そろそろかなぁが動機だった様に思います。

 

仕事の関係で明石に住んでいながら、いずれ帰ってくるであろう香住に家を準備をしたのです。

当然と言うか、余計に「お任せ度合い」が高くなってしまったわけです。

決めたのは自分の部屋とリビングの部屋の壁仕上げだけ。

どこかの雑誌の部屋の写真を切り抜いて大工さんに「こんな感じで」とお願いしたのです。

 

そう、全く他の事なんか気にもせず、ただの見た目だけをお願いしたのです。

断熱と気密。光熱費、耐震性、維持管理。全く思いもせずに、また聞かされも相談も全く無いまま家造りは始まってしまったのです。

 

続く。

これからは、太陽で床暖房。OMソーラーの家

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