彌吉のブログ
最近特に周知され出した住宅における温熱環境。
Ua値がどうだとかC値は幾つか?だとかを尋ねられる機会が増えた。
それはそれで良い事なんだろうけど、多分これも流行り廃りの流行のようにも感じている。
それはすま居心地に直結するのだけど、どうだろう。本気で考えられているのだろうか。
極論、温熱環境を主に設計を括ればなんじゃこれ?と思うような住まいは簡単に出来てしまう。
零下の世界に位置するのであれば、またそれが半年以上続く場所であるのであれば最重要だと素直に私も思うのだが、果たして私が住んでいるこの地方にと考えると最重要なのだろうかと思ってしまう。
誤解をされそうなので断っておくが、私は断熱や気密は二の次で良いなどとは思ってはいない。
ただ一番で無くても良いかもしれないとも思う気持ちもある。
多分、キチンと作ればC値は1.0を切る事は全く難しく無い。
Ua値に於いても同じく、現在の最高等級である4などは何処が作ろうが簡単に作る事は出来る筈だ。
もっともそのレベルは当たり前だと言う事が大前提であるのだが、G3をクリアする為に4の断熱仕様に数百マンを追加してまでも作る理由があるのだろうかと思うわけだ。
窓を全てトリプルガラスの辷りとし、極力窓は小さくそして少なくする。
付加断熱、基礎下にも断熱材を敷き込む。
そんな風に断熱等級を上げる事はそう難しく無い。
でもそれで、それだけで良いのだろうか?暮らしやすいのだろうか?
との疑問はいつも頭の何処かにあるのだ。
我が家は木製サッシュと樹脂アルミ複合、そして樹脂サッシ、シングルアルミサッシと今考えられる一般的な窓を場所場所を考え取り付けているが果たして体感的に変わるか?。
はっきりと分かる季節は数ヶ月はあるが一年のうちほとんど分からない、いや体感出来ないのである。
なので断熱オタクのような家つくりは一息ついて、家具やデザインにも費用をかける事の方がより満足度の高い暮らしや住まいつくりが出来ると思うのだ。
OMソーラで日射熱利用して、ほんのりとした暖かさで我慢出来ない時代、世代のせいかな。
OMですら電気設備中心になって来ている。私はとっても違和感を感じているがそう言う時代なのでしょう。
ボヤキでは無いのだが
薪ストーブを焚いたり、ヨシズを出したりしまったり。
夏モンと冬モンを入れ替えたりなんて、ちょっと前までどこのオタクでも普通にされていた事。
安近短なんて詰まんない。
ちょっと手間暇かけた暮らしも良いんじゃ無いかなぁと思う私なのです。
住まいを建てる時に考えることは多くあるのだけれど、誰でも思いつくのが方角。そして鬼門やら裏鬼門なるもの。
まぁ方角に凝りだしたら大変なのです。
この鬼門て奴はかなり厄介で、私においては『言われりゃ気になるレベル』ですが、信心のおありのある方においては最重要なそうです。
現に私の従兄弟は5回も6回もプラン変更された末にとんでもない間取りでGOされて仕舞いました。結果は想像通り、やはり家相なるものや方位って大変難しいものなんだなぁと今でも私は思っております。
ところで
私のプランニングには家相的な考察は一切考慮されておりませんのでおきにされる方にはお応えできませんので悪しからず。
さて、呪い的な事柄で、住まい心地が良くなるならば結構なのだがそうは当然行かない訳であります。
では
どのようにすれば良いんでしょうか? 難しそうですね。
ちょっと脱線してしまいますが
今日、散歩していたらご近所で最近新築されていたところを通りがかりましたら、何と、今流行のアウターシェードが道路側一面に張られておるではないですか。
よっぽどのキャンプマニアでない限り、3枚もお持ちで無いでしょうから、この新築の為に買われたんだろうと思います。
私の歩いている道はそのお家からすれば西側。つまりそのオタクは西面に広がった状態だった訳です。
その西側に向けてリビングの掃き出し窓、玄関、和室であろう部屋も大きな掃き出し窓。
日射取得率はすごい高いお住まいだなぁ・・と他人事ですから思いましたが、多分、とてつもなく暑いお住まいなんだろうと思われます。
と、いう事で話をもとに戻しますが
いっぱいある要素の中でこと方角について思うことは
西向きの窓は極力控えませんか?って事です。
そんなん当たり前やろう?何言ってるんだ!とお叱りを受けそうですが、結構、この西向き窓、多いんです。
まぁ立地的にどうしようもなく、だったり、西に素敵なものが在るのであれば、虎穴にイラずんば虎子を得ず。でしたか・
確信犯ならその解決策も考慮した上での西側窓であったりするんですがタチの悪い方、いや、考えが及ばなかったうっかりな方がデザインしたお住まいは最悪の結果を迎えます。
要は わかってやっているのか、どうかって事です。
西陽は悪でもあり幸でもあり得るんです。
忌み嫌うことはないと私は思います。
そう、その理由があれば積極的に西側窓を採用することでしょう。
もしかしたら夕焼けがとても綺麗な立地でその夕陽を部屋に取り込みたいと望まれる住まい手さんであれば東や南、北などに窓があっても何の役にも立たないんですからね。
と言うように
住まい手として窓の位置も工務店や設計事務所に物申すべきなんです。
これこれこう言う理由でこの位置に窓が欲しい!とか、なぜこの配置計画になったんでしょうか?など色々と聞いて納得されるべきなんです。
そんな事を言うと素人が・・・なんて怒られないか?と心配される方もいらっしゃるかも知れませんが、どうぞご遠慮なくどしどし設計についても尋ねられるべきなんです。
確かに年配の先生は『俺の設計にケチをつけるんか!』なんて不機嫌になられる方もまだごくわずかいらっしゃいますが多くは丁寧に説明をしていただけるはずですのでご安心ください。
私はと言うと
積極的にお話しします。
いや、聞かせて頂きます。 まぁ当然です。
今日は抜群に西側窓にアウターシェード(日除け布みたいなもの)が特徴的であったお住まいを見てしまったので窓についてのみ言いましたがもっともっと色々な要素が絡み合って住まい計画はされて行きます。
今日はごくまれな一例という事で御理解いただければ幸いです。
ではお休みなさい。
5月末から進めている街道筋の家。
外回りが出来上がりつつ、私の宿題は出来上がらず…の苦しい気分に包まれております。
とは言え現場は進めてくれている訳で、毎度毎度のギリギリ感であります。
懸案事項の一つ。
お住まいの顔の一つの表札と呼び鈴を如何止めつけるか?
建蔽率ギリギリだった為、軒の浅さを如何に整合させるかが課題、加えて玄関の設いが悩みどころ。
此処は素材の力をお借りしようと信州の銘木店から板を仕入れてみた。
延寿(エンジュ)と言う名前がついている板なのだから縁起が良く無いわけがない。
本日、午後に信州からの運送便が届いた。
予想以上の質感、満足満足。
と言う事で表札と呼び鈴の取付等々を紙に書いて現場に託した。
妄想通りに行けば、きっとこんな感じに収まるはず。
とは言え
最近のお宅には表札を上げられないことも増えていると聞く。
現に滋賀に住む私の娘夫婦のアパートも全室、無表札。
なんだかなぁ・・・、おかしな時代と嘆くか諦めるか。
簡単が良い、安いが良い。それで良い。
そんな時代かも知れませんが、そうじゃない方がまだ多いことを願う私です。
先日設計申し込みを頂いたN様のご要望にお応えしながらも、私の良かれを加えながら形を作って行く工程。
悩ましく、苦しくも楽しい時間が過ぎる。
形を探りながら整えていく。
勿論、私如きの引出しはそう多くも無く、深くも無いのだけど。
格子がお好きな様子なので縦格子を盛り沢山と盛って見た。
少しくどいかな。屋根の形、軒の深さは如何だろう。
などなど最適解はまだ遠いようです。
3世帯住宅を考える。
少し大きめな平家に繋がる2階建て。
此方はシラスそとん壁も取り入れて、しっとりとした風情を醸し出せられないかとの2ndver.
過剰な設いは望むところでは無くて、とはいえインスタントでは許されず。
なんとも厄介な想いを抱えながら探っていくのです。
そう、
こんな風に私の場合は作りながら、また壊し、組み立ていくのです。
ご興味頂けますればお電話下さいませ。
こんばんは。7月6日午前2時前です。
家族が寝静まって居ます。静かな宅内ですが微かな音がしております。昼間では気が付かない程度の音ですがやはり深夜。小さな音が聞こえてきます。
その音の出所と言うと
私のこもり部屋、勉強部屋とも言っておりますが。
このスペースの上部に付けたパナさんの換気扇です。
この換気扇、引っ張る紐が付いておりまして一回引くと排気モード、もう一度引くと吸気モード、そしてもう一回引くと停止となります。
私はまだタバコを吸う人でありまして家人から煙たがられる訳であります。まぁ時代的に当然なのでしょうが・・・。
と言う訳でタバコを室内で吸う時はこの換気扇にお世話になっているのです。
かなり強力な換気能力を持っているのでタバコの臭いは家人に指摘される事なく無難に過ごせております。
つまり3種換気が正常に働いている状態と言えるのでしょう。
ただこの3種換気、他の場所からの汚れた空気を私の部屋に強制的に引き込んで部屋のタバコの空気を含めて外へ放出しているので、その部屋にいる私は少し息苦しく感じる場面もあります。
まぁ、排気経路のバッファに位置している訳ですから当然なのです。
で、この換気扇の紐をもう一回引くと、そう、吸気モードになり新鮮な空気が部屋に引き込まれる状態になります。
この状態でタバコを吸うと最高に私は気持ちがいい訳ですが、そうは行かないですね。
実際、今の様にタバコを吸わずにいると、とても気持ちが良いです。
呼吸が楽になるのが実感できるのです。
これって新鮮な空気、つまり酸素が供給されているからだろうと思います。
人間が必要な空気量は大きな気球並みと言われております。また部屋内の必要酸素量もネットで調べれば出てきますので興味のある方は後程お調べください。
一般的な新築のお宅の多くは第3種換気と言われる換気方法を採用されております。
勿論、真面目に体積を計算し採用する換気扇の能力を検討し適切に配置されている筈ですが、全てのお宅がそうされているかは私にはわかりかねます。
もしかしたら、価格だけで選んだ安い10cm径の換気扇(パイプファン)を6個くらいつけてたら充分だろう?てな感覚でトイレ、洗面、LDK、寝室等に吸気口とセットで・・・かも知れませんが。
勿論、換気性能には気密性能が直結した問題でもあります。
まだ高気密なんて息苦しいだけだ・・なんて言われる工務店さんがおられる様ですが決してそう様な事はありません。まぁ今更言うことではありませんね。
適切な気密性を持った箱であれば計画的な換気が行えるのですが、『どこから吸気されるかわからない低気密なお宅』ではまともな換気(湿気の排出)が出来ずに結露リスクを高めたり、低酸素な場所が意図せずに造られてしまうんですから、やはり気密性能は必須なのです。
では、どれくらい?が気になる所ですね。
私の所属する新住協関西の工務店さんの多くがC値=0.5以下が当たり前ですので私もそれを一つの目安にしております。
この気密性能って奴は施工精度に正比例します、つまり手作業の精度によるところが大きくて見様見真似では出来るものではありません。
当然、気密性能を上げる為の資材や方法がありますので意中の工務店さんに一度お尋ねされる事をお勧め致します。
そうそう、今日は気密のことをウダウダ書き散らかす目的では無かったのでお話を戻します。
換気には第1種換気、第2種換気、第3種換気の3種類がありますが一般的なお住まいには第3種換気が多く採用されております。
ただこの第3種換気にもダクトレス、ダクト式とこれまた種類があるのですが圧倒的にダクトレス第3種換気と呼ばれるものです。
いや悪いと言っている訳ではありません。気密もしっかり取れてさえいれば第3種換気で充分な換気は出来る筈です。そう設計されて居るはずです。
ただ気密資材も使わず気密測定もせず、『まぁ大体・・・』なんて言ってる工務店では換気性能は期待されないで下さい。
もう予言の世界に入るくらいのえー加減な希望的観測ですから論外です。
論外なお話は置いておいて・・・・。
家作りを勉強された方は第1種換気が大好きです。
それもダクトレスタイプを好まれる方が多い様に思います。私如きではその優劣を語るほどの知見も持ち合わせておりませんが、実感として第1種換気の性能を出せるのはやはりダクト式だと思っております。ダクト式であれば部屋毎に必要吸気量や排気量の計算が正確にできる事は勿論であり期待値的な希望的観測ではなく機械的な性能、能力がはっきりとしている状態で吸排気計画が机上であっても可能である訳ですから安心ですよね。
ダクトレスは吸ったり吐いたりが同一パイプであるところがそもそも『???』と思うところではあります。
さて
OMソーラからも近年全館空調のシステムが相次いで発売されました。
OMXとパッシブエアコンの2機種であります。
その性能は全国のメンバー工務店で実証されておりますので良きものと信じておりますが私はまだ施工実績がございませんので真偽は解りかねます。(OMのHPで詳しく解説されておりますのでここでは割愛させて頂きますね)
長くなりましたが私が今日お伝えしたかった事は
第2種換気って気持ちいいわぁ です。
ご存知の様に第1種換気は吸気も排気も専用換気扇で行われるのですが、その吸気のみを採用したものが第2種換気と呼ばれる換気方法です。
聞くところによると精密機械工場やクリーンルーム、手術室ではこの2種換気方式を採用されて要る様です。
勿論、吸気側にそれ相当の浄化機能を持たせている訳ですが常に新鮮な空気を取り入れると言うよりも室内を加圧して、吸気箇所以外からの流入空気を止める、つまり微細なゴミ等の流入を止めると言うことを重点とされている様です。
一般的な住まいで考えると
第2種換気は新鮮空気つまり酸素たっぷりな綺麗な空気を取り入れられて気持ち良いわぁと言うことです。
(まぁ大都会では無理ですが)但馬のような環境であれば2種換気の恩恵に預かれる場所は多いのではないかなぁ。少なくても私の住む香住の環境であれば殆どのお宅で有効ですよね。
勿論
予算が許されるのであれば熱交換も含めたダクト式第1種換気が最適解であろう事は間違い無いですのです。熱交換の一種換気の導入費用はダクト工事も含めておおよそ100万円。
高額かどうかは意見の分かれるところだと思います。
まとめとして
お住まいのある場所、条件によって最適な換気方法はあります。
ただ何処であっても安心なのは
やはりダクト式第1種換気方法と私は思っております。
その次はダクト式第3種換気。抜群にコストパフォーマンスが高いです。
そのお宅で勉強部屋や空気が汚れやすい部屋(タバコ部屋)などに第2種換気を追加する。
これが最適なお住まいも多くあると思います。
最後が
大多数のお住まいで採用されている第3種ダクトレス換気、(コストだけで言えば最優等生の)第3種換気、通称パイプファンです。
最下位で大多数てのが気に入らんですね。
ちなみに
私が好きなOMソーラって実は第2種換気なのです。
温めながら換気をする。しかも太陽熱で。
開発者の今は亡き奥村先生(東京藝術大学教授)は『OMは換気装置だ』と言われて居たとかなんとか。
うーん、素晴らしい。
外観も豪華な設備も大事ですが、住う人達にとって室内の空気環境ってもっと大切な事なので換気にもご興味を持って頂ければと願います。
私は実はZEHやPV嫌いです。
嫌いなのですが、住まい手さんがお望みとアラバお聞きをする。と言うスタイルです。
嫌いな理由はまた別の機会で。
とは言え
当社もZEHビルダーでしてSiiに登録を致してはおります。
当然、ご存知だとは思いますがこのZEH、お国から認定を頂かなくては補助金を頂けません。
補助金を頂き導入費用(イニシャル)の実質負担を減らし、イニシャルを数年で稼ぎ出してその後の生活ランニングをほぼゼロに出来ると言う結構なものではあるのですが(私は嫌い。)このZEH認定なるものはBELS計算をして星5住宅(一次エネルギー削減率25%以上)でも高効率のPVを屋根一杯に載せてもナカナカ達成しないハードルのまだまだ高い仕組みになっているのです。
まぁそれに気がついて『ニアリーZEHなる基準』を創られた訳ですが、そもそもこの計算方法が間違っているんじゃないかなぁと私は思う訳です。
今更ながら釈迦に説法ですがZEHとは平たく言えば
日常のエネルギーの収支をゼロにする。
その手法として躯体の断熱性能を上げ、高効率機器を使用し生活の一次エネルギー消費を削減、足らない部分はPVで賄う。と記憶しております。
本題ですが
ZEH計算をすると結構な省エネ住宅を作っても20枚以上の高効率PVを載せなくてはZEHには成らない仕組みがなんだかおかしいなぁと思う訳です。(PVの製造、廃棄に関わるエネルギーはさておいて と言う考えも嫌いな一因なんですが・・・。)
地球温暖化防止のために化石エネルギー使用量を減らすのが急務な筈なのに『PVいっぱい載せ住宅』を量産するような仕組みに何故しちゃったんだろう。
ZEH(の理想)のハードルを下げ、少量でもPVを載せてもらえるように導入費用相当の補助金も出して・・・と言うのが本筋だと私は思うのです。
で、今度は蓄電池業界が市場を狙っているようです。(商魂たくましいもんですね。)
そろそろ正気に戻らないと地球が暮らせない星になっちまいそうですぜ。
ここのところ涼しい日が続いておりますね。
今日なんて雲は秋空のように澄んでおりました。
が、きっとうだるような暑い日がそう遠くなく但馬にも訪れるはず。ご自愛下さい。
YouTubeなんかで断熱性能のことばかり言われ続けているので、この手のお話に個人的には食傷気味なのです。
なので
いっそのこと事務所前に『高断熱、やって□』なんて木看板でもあげておこうかしら。
そもそも断熱気密なんてそう大声をあげて言うもんでなく、やってて当たり前が私のスタイルだったんですから、今更ながら・・と言う気持ちがずっとあった訳です。
けれど時流に押されて(笑)
断熱の事を前面に出そうかなぁ・・なんて思ってしまって。
らしくないなぁと思いながらです。
なので、高断熱高気密的なお話はちょっとボリュームを落として行こうかなと思っている次第です。
『断熱気密だけじゃ楽しくないなぁ』 と思いませんか?
そう、住んでいて楽しい家、が一番じゃないでしょうか?
と言うわけでもないのですが
先日の休日に家内と香美町村岡区にあるjinenanと言うピザ屋さんに食事に行きました。
こちらはご主人の実家を改装して造られたお店のようで、大きな欅の梁がかけてある古民家手前のお宅でした。
ただ断熱気密性能は?なんて野暮な事すら思い付かないほど楽しく素敵な居心地の良い場所を作られておりました。
まぁキット冬はとてつもなく寒いお宅なんだろうけど、余りある居心地に目を瞑りたくなりましたね。
多分、僕が言いたい事を具現化してくれていた空間でした。
極端に断熱気密の数値を追い求めるよりも与えられた予算の中で如何に健康的な空間をご提案できるか否か、また安らげる空間をつくれるか・・が私達に求められている本当の使命なのではないのかな?とピザを食べた後に思った訳です。
そんな思いで帰宅した私は 2年前くらいに自宅用に買っていたkikiさんの時計用スタンドを注文して仕舞いました。
まぁjinenanさんに感化されて
自分の好きなモノを綺麗に部屋に置きたい・・と言う欲望に単に負けたのです。
このスタンド、栃の木で出来ておりましてスベスベの手触りと大人しい木目がお気に入りなのです。
ただこの時計、明るいところでは良いのですが文字盤が濃い目の色合いの木で出来ているので何時か分からないのがたまに傷ですが、まぁそれはそれで好きだから良いのです。
と言う事で
楽しい家作りがやはり一番の優先事項である。
なんて思うのです。
この子はとっても水を欲しがるのです。
呑ん兵衛さんと言うのか飲兵衛さんなのか。
その彼はこの南京ハゼ君です。
去年、うちの事務所にやって来た「南京ハゼ」君。
やって来たのは何月だったろうか・・・。ふさふさと綺麗な葉っぱをつけて来てくれたけども、こちらに来てから直ぐに枝は萎れる、葉っぱは無くなる、散々でした。
結局、原因は水不足だった訳で、それからはちょくちょく足元を見て乾き具合を見ながらバケツに一杯あげることにしておりました。
少し回復した様な、まだ弱っている様な状態の彼。
枝がだれているのが見て取れる。二日酔いの状態みたいです。
とか言いながらも
なんとか冬も乗り越えて5月には新緑を楽しませてくれるまでに回復したのです。
何か咲きそうな感じを匂わす粋な奴です。
しかし飲兵衛ですわ。
避けられないものの一つ。
それは経年変化。
住まいで言えば外壁の色あせ。特に塗装板の変色が目立つところだろう。
私達は素地の状態で納める事がある。と言っても全くの素地と言う訳にもいかず、ノンロットのクリア2度塗りで仕上げて納める事が多い。
日焼けによる木肌の黒ずみ、塗装の白濁。
そう必ず起こる事ではあるが、穏やかな変化を願いたいものだ。
今日は梅雨の一休み。
秋晴れの様な清々しい天候であった。
折角なので昨年4月にお引き渡しをした佐津の平家を訪ねた。
こちらはクリア仕上げの格子と磨き丸太があるのだ。
なかなか良い天気のもとで撮影の機会がなかったのである。
庭木に新芽が多く付いていた。
気になっていた名栗の鏡板。ツキノミ仕上げだ。変色もなく日焼けも少ない。良い状態で一安心。
磨き丸太と束石。この組み合わせも気に入っている。
縦格子も綺麗な状態を保っていてくれた。
思うに木そのものも良かったのだろうが深い軒とノンロットのクリアのお陰だろう。
経過観察をしながら良い状態を長く楽しんでもらいたいと切に願う。
みなさん大好きな断熱のお話。
民間団体の指標として有名なheat20。私のところも当然ながら参考にさせて頂いている。
この団体が示している断熱グレードの表がこれ。
地域区分の欄で我が地域では5と6が存在する。なのでUA値は・・・・。
と素直に見ていたのですが、今日改めて見直すと
日本で一番寒い地域とされる地域区分1のG2UA値と5地域の差がたった0.06.
なのに5と6地域の差が0.12もある。確かに氷ノ山も神鍋もある地域だからかな。
と言っても網走の寒さと比べたら・・・・。
加えて6地域と7地域の差が日射の違いだけってのも・・・・。
なんだかなぁ・・とも思うが、偉い方々がいろんな計算をされた上でのことなのでわたし如きが云々言うべき事では無いのでしょうが、やっぱりなんだかなぁの気持ちが湧いて出てしまう。
それはさておき
過剰な数値競争は避けたいと考えている私ですが5と6地域に属している豊岡地域の私達の推奨レベルはやはり5地域で考えるべきなんでしょ?と標準化レベルとしている。
これ以上の性能を得られる断熱構成(屋根・壁・床・窓)は、やはりコストを考えると無理があると思うのです。
まぁ実感としては
天井(屋根)の熱損失の割合は過小評価されていると私感している訳なのでより天井を強化(300プラス)しますが壁は付加断熱GW換算100mmまでと考えておりまして今回、新たな仕様として採用した基礎内断熱50mmプラス床断熱仕様のお住まいでデータを取らせて頂き、実感というか体感性能の差を確認し標準化を模索しております。
低性能な我が家ですが住まい心地はそれほど悪く無いのでこの理由の模索も継続していくのですが、(多分)通風による除湿の威力だろうと思われます。
(壁は土壁で瓦屋根。隙間は計測不能な低性能住宅でも楽しい我が家)
ただこれは立地によるところが大きいので標準化は難しいでしょうね。
いずれにしても
立地における最適解を求めていくのが重要だという事は当然なのですからより以上を検討して行くことに変わりはありません。
とだらだら私感を垂れ流してしまいましたが
5地域区分のG2 UA値0.34(付近)を私達NSの標準性能としてお届けしたいと考えております。
それ以上の性能は不要と思う私ですが
ご希望があればやぶさかでは御座いませんのでご指示下さい。
部屋に緑があると良いですね。なんか落ち着くと言うか安らぐと言うか。
多分どなたもそうでは無いでしょうか?
大袈裟なものじゃなく、この様な小さなものでも良いなぁと私は思いますが、如何でしょうか?
冬の乾燥対策にも効果あるんじゃ無いかなぁ?
私は自宅で株分けをしたりして楽しんでおります。
いっぱい増えたら住まい手さんに贈りたいのです。
いつもながらも悩みまくりながら空間を創っていく。
何度も組み立てては壊す。
PC上だから出来る事だから気兼ねなく。
いろんなサイズのLDKを考えて来たが
人間のサイズはそうは変わらないのに生活スタイルは全く違う。
当然なのに新しい家族ごとの大事なところをお聞きする度に新鮮な気持ちになる。
決して広く無いリビング。
小物に溢れかえってしまい乱雑になりがち。
大きくても小さくても不思議に乱雑になってしまうものだ。
青年期に習った事が時折蘇るのだが、なかなか上手くアウトプット出来なくもがく。
組み立てては壊す、そしてサイズを変え試して見る。
煮詰まる・・・・・。
気分転換に
ご家族を思いながら取り寄せた『真鍮のランプ』を何処に使うか、高さはどうか・・。
ここに使うと喜んでくれるかなぁ、
なんて時が楽しいのだが徒労に終わる時も、まぁまぁあるのだ。
現物をいじりながら頭の中を整理してまた画面を前にする。
PCの中だから気兼ねなく試行錯誤が出来るのであるが、なかなか骨が折れる作業である。
お子さんの学童期はまだ先だしなぁと思いながらも、実は直ぐに必要になるのが勉強コーナーと言うか書き物をする場所。
ついつい食卓で兼用してしまう我が家のテツは踏まれない様にと収納家具に仕込んでみようか。
こんな使い方して欲しいなぁ・・と思いながらスケッチを足して見る。
もう少しで辿り着くだろうか、それともまだまだか。
あれこれ使い方・収納を考えながら画面から目を離す。
現実世界の自室を見返すと愕然となる。
我ながら乱雑だ。誰かデザインしてくれないだろうか・・・と言いながら夜もふける。
今日は所用のついでと言ってはなんだけど、鳥取の建築大好き社長に会いに行った。
ノーアポでしかも午前11時30分。恐る恐る玄関を開けようとしていると奥様が私を見つけてすかさず『どうぞ』と招き入れてくれる。
いやぁアポも取ってない非礼な私をグイグイ引き入れてくださるのだ。
ついつい、その居心地の良さにお昼を過ぎ13:40。流石に申し訳ないので重い腰をあげたのだが、外に出ても建築談義が続いたのだ。
会話の詳細はここでご披露する訳にはいかないが、やはり鳥取の社長も私と同じ数値競争嫌いであった。
元々数値だけですま居心地を語らない方であったので、私と同じ感性をお持ちの方だとは思っていたが今日もその意を強くした訳だ。
誤解をされると困るので今更ながらに言うのだが、数値は嫌いだが、数値だけで語るのが嫌いな訳で、その気になれば幾らでもお望みどおりに数値を追いかける事は可能なのである。
これまた同意見なのだが、我々はその数値の先にあるものを提供すべきだと言う事に意味を感じているのだ。
以前にこのブログで書いた事があるが例えばプリウスも否定しないが乗って楽しいとは思わない車だ。そう、乗りたい車では無く、あくまで効率的な移動手段の一つだと言う事は認めるのだ。
でも自分の感性には合わないので自分の車としては購入意欲が沸かない車なのだ。
同じガソリンを食わない移動手段ならいっそのこと電気自動車の方が良いのだ。
日産リーフには新旧2台試乗だけだが1週間試乗をした。
もちろんテスラなら言うまでも無く大歓迎、それはチャチなエンジン車を凌駕する走る性能を持っているからだ。
でき得るなら
高燃費であり、住うことに楽しみを感じられる。そんな住まいを作りたいと切に思う今日この頃である。
もしここまで読んで頂いている方(いらっしゃるのであれば幸いだが)もう一言。
数値は良いようだけど、それだけだね。
なんて家が量産されない事を願うばかりである。
数値性能より大事なのが感性性能である。
と私は信じる。
コロナ、いかがでしょうか。
全国的に小康状態の様な雰囲気が漂っておりますが、まだまだ安心できる状態ではありませんね。
ご自愛下さいませ。
さて、コロナ自粛ムードの中、建築業界からも多くのYouTuberが誕生して来ておりますね。
兵庫県での有名ところでは西明石の松尾設計事務所さんだったり姫路のクオホームさん。
毎日毎日、精力的に情報を発信されております。有用な情報も多く公開されておりますので一度は覗かれることをお勧め致します。
けれど
やはり市街地の建築屋さんであったり設計士さんですので、但馬の気候風土とは違った観点でお話しされているなぁと若干の違和感を私は感じることも多いです。
まぁ強ち間違いを言われているわけでは無いのでご参考にされて下さい。
そう言いながら私が感じた違和感は
エコな家を建てられないのなら(予算がないなら)建てないほうが良い。と受け取れるお話。
だろうけど、そう言っちゃおしまいですよね。
誰だって快適で健康寿命が長く光熱費だって少額。10年経たないうちに逆に貯金が出来るハイコスパ住宅。なんせ半袖でゴロゴロして暮らせて行けるんだから初期投資は無駄じゃない。
なんてPHJの講演会なんかで少し勉強をされた方なら分かっている、いや理解されている方もいらっしゃる事だろう。
だけど(ここからは私感です)
坪単価で言うと 100万円を超える住まいなんて易々と建てられる家族などこの但馬で何組あるだろうか?
我々建築に関わるものは、いや住まい作りを真剣に考えている者達は易々と建てられないご家族の為に予算に合わせた最高の住まいを考え、そして実現できる様に努力していく事が大切なのではないだろうか?
断熱も気密も大切、勿論空調設備も。そして創エネ。やれ消費エネルギーがどうだこうだと言われても何組のご家族が専門家でも難しいと言われる事柄を正確に理解して予算の中で取捨選択できるであろうか。
とは言え、専門家と(住まい手候補のご家族から)思われる我々工務店の中でも勉強熱心で先導的な考えや技法を習得されている方も決して多く無いのが残念な事なのだが。
YouTuberの先生達に触発された訳では決して無いのだが、私も自論もお伝えしておきます。
この但馬でエコで健康的な住宅は「32坪で4000万円以上」の予算が必要だろうと思う。
(なかなかドキドキする価格である。)
で、
低断熱低気密住宅と比べ数十年暮らせば 反対に「お得になる」と解っていてもこの御時世、先が見えないのに4千万以上の高額な住宅ローンは払えるけど組みたく無い。
けれど どこでもある様な安っぽい家なんて欲しくない。
予算の目安は3千3百万円(税込)程度かな。
と言う様なかなり勉強をされたご家族様・貴方。
新住協の断熱技術とOMソーラを駆使して
6地域G2、PV 4kwh・ZEH認定、BELS5つ星・第1種換気・高寿命基礎コンクリート、全館空調(OMX もしくはG−Air)
の快適エコな住まいを本気で作らせて頂きますのでお問い合わせ下さい。
ただし着工は来春から完成はお盆前です。
特に何も考えず家を建てる段取りがどんどん田舎で進んでいた。
と言う所謂、「人任せ家創り」で行われた自身の失敗を縷々お伝えしてもご参考にして頂くなんて。
と思い直しました。
まぁ何とかして大工さんは建ててくださったし、これと言って不具合を感じる事なく過ごせています。
寒い暑いはどうしようもなく築23年を迎えた昨年に泣けなしの予算を掛け、リビング・ダイニングだけ少し断熱改修を行いました。
私が建てた時代は断熱に対して日本国中が不感症だったので特段、私の家が酷いわけではなかったのですが、今の私があるのは(まぁ大した事はまだまだ無いのですが)この寒い家のお陰であるのは間違いないところですから、結果オーライだったと想うことにします。
ただ
私が忘れていたのだろうけど、当日に上棟日だと知り慌てて駆けつけたのは誰のせいだったのだろうか・・・。未だゲセン上棟日でした。